株式会社TOKIOにオファー続々! 企画担当・国分「リュックに大量の資料」社長・城島は“社員の採用基準”言及
2021年4月1日より、城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が運営していく「株式会社TOKIO」。始動はまだ約4ヶ月先だが、すでに仕事のオファーや、入社を希望する連絡が舞い込んできているという。
今年7月、TOKIOのボーカル・長瀬智也が来年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、残る3人はジャニーズグループの関連会社として、株式会社TOKIOを設立すると発表。『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系、7月25日放送)で城島が明かしたところによれば、国分は企画担当で、松岡が広報担当になり、自身が社長を務めるとのこと。また、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を通じて農業やモノ作りなどにも深く関わってきただけに、「まず、名刺が必要。自分たちの第2のホームグラウンドである福島に行って木を切って、そこから紙をする」などと、構想を話していた。
衝撃のニュースからおよそ半年、株式会社TOKIOの本格スタートへ向けた準備は徐々に進んでいるようだ。12月4日放送のラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系)にて、国分は「リュックの中が汚い」と現在の悩みを吐露。リュックの中身は「圧倒的に紙が多い」そうで、「株式会社TOKIOを来年4月に立ち上げるっていうことで、やっぱ『面白いことをしたい』っていうことで、もういろいろとお話してたりするんですよ、大人たちとね。そしたら紙が増えるのよ。今も、こんだけある。これ全部、企画書的なモノなんですけど」と、あらためて自身が持っている資料の量に驚いていた。株式会社TOKIOを作ると決まった後、企画書を書いて各局の人々に渡していたため、こうした書類も保存しているんだとか。
また、「一緒にお仕事しませんか?」という内容の手紙も届いたといい、
「それがね、スゴく大切にしたいなと思って。これ全部言えないですけども、例えばどんな方から仕事が来てるかって言うと、農業のコンサルタント業をやられてる方が(から)、『なんか一緒に出来たらいいですね』みたいなお手紙をもらったりとか。これは『鉄腕!DASH!!』のね、イメージが僕ら強くて。普通の人よりかは、農業に詳しかったりするっていうね。で、それは僕、スゴくうれしくて。まぁ、いろんなことをする一つとしては、こういうこともやっていけたらなと思ってるんで、ちょっと大切にしてるんですよ」
と、早くも株式会社TOKIOは新事業のアプローチを受けているそうだ。なお、4月に備えてさまざまな人に会っており、アプリを利用して名刺を整理するなど、サラリーマンさながらの作業もこなしているという。さらには、
「この(リュック)中に入ってる大量の資料、何かあった時に目を通すのかって言ったら、通さないっすよ。でも、お守りのように持っておきたい気もするの。背中で企画を感じていたい(笑)。これから何かご一緒できるかもしれない企画を背中で感じていたいっていうだけかもしれないね。それでもさ、メンタルが保てるのであれば、大事なことかもしれないな」
と、国分はこれから始まる“夢”への第一歩が詰まっている印刷物に、愛着が湧いている様子だった。
一方、社長の城島はラジオ『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)で、新会社のスタッフの採用基準に関して言及していた。就職活動を控える大学生からのお便りを紹介した流れで、
「僕が会社で採るとしたら、(面接官に)『なにか質問ありますか?』って言わしたらあかんと思う。ホンマにうちの会社、来たいんやったら、『ここんところって、これどうなんですか』って。『どこまでつっこんでやるんですか?』とか、『自分こういうこと、免許持ってるんですけど、こういうのって何かできないですかね』とか。『そういうのもやりたいんですけど』とか。『おもろいな、それな』って。そっからもう、プレゼンが始まっているっていうか。『それええやん、それもらうわ。じゃあやろう』って」
と、持論を展開。どうやら、株式会社TOKIOは、相手の積極性や、即戦力となる人材を求めているようで、「『なんか質問ありますか?』って思わずこっち言うってことは、うち以外も受けてるなって思っちゃうから。『別にうちじゃなくてもええんちゃう、ええとこ頑張って受かったらいいね』って言ってあげる」と、面接を実施する際のやりとりも想像していた。
また、本当に“デキる人”の場合は、入りたい会社が採用募集をしていなくても、直接電話をかけて問い合わせるのではないかという話から、
「だって、手紙結構来ましたよ。(株式会社)TOKIO。まだ活動してないのに。活動っていうか始動してないんですけど、(法人)登記済ましただけなんですけど、ニュースで出て。バーっとなんかこう、やっぱ僕のほうに来まして。ただ、ちょっとそこの、今すぐってわけじゃないから、まずは3人でメンバーでっていうところだったから。そこはまだいいかなと思ったんですけど。ありがたいんですけどね」
と、すでに熱意ある入社希望の手紙が届いたことを告白。こうした思いはうれしいものの、「やる気あって、資格あったりしても、まずちょっと自分たちが今これをやろうとしてるっていう明確なビジョンの中に組み込めたらいいんですけどね。そうじゃなかったら『雇うわ』って無責任に言えない。人生かかってる、皆さんの」と、スタッフを採ること自体、慎重になっていると述べていた。
まずは城島、国分、松岡の3人で基盤作りに励み、ゆくゆくは会社が大きくなれば社員数を増やすかどうか、検討していくのかもしれない。いずれにせよ、株式会社TOKIOがどんなプロジェクトを行っていくのか、今後の展開に期待が高まる。