マライア・キャリー、「嫌っている」とうわさのアリアナ・グランデとコラボ! クリスマス曲に「奇跡」「歴史的な瞬間」と絶賛の声
“7オクターブの音域を持つ歌姫”ことマライア・キャリー(50)が、現地時間12月4日、アップルTV+で配信開始したクリスマス特番で、アリアナ・グランデ(27)&ジェニファー・ハドソン(39)とのコラボ曲「Oh Santa!」をリリース。10月にインスタグラムに匂わせ投稿していた、“世代を超えたディーヴァたち”が熱唱する姿にファンは歓喜の声を上げた。
今年10月2日、デビュー30周年を記念し、これまでのキャリアを振り返るコンピレーション・アルバム『レアリティーズ』を世界同時発売したマライア。その翌週、インスタグラムに、「AG」「MC」「JH」と記されたディレクターズチェアが並んだ写真にクリスマスツリーの絵文字を添えて投稿し、アリアナ、ジェニファーと3人でコラボするのではないかと期待を集めた。
11月18日には、アップルTV+がクリスマスホリデー特番『マライア・キャリー:マジカル クリスマス スペシャル』を、12月4日に配信すると発表。その特番で、マライアが2010年にリリースした「Oh Santa!」を、アリアナ、ジェニファーと3人でリメイクすることも明かされ、熱い注目を集めた。
世界中のファンが待ちに待った同特番は、「波乱に満ちた2020年、多くの人がクリスマスを祝う気分ではなく、サンタのもとで働くエルフたちは困り果てていた」「最終手段として、サンタクロースの親友、マライア・キャリーに助けを求め、北極で豪華ゲストを迎えた華やかなステージを繰り広げ、クリスマスムードをガンガン上げてもらう」という内容の43分のミュージカル。
「Oh Santa!」は、おもちゃ工場を訪問したマライアが、世界中の子どもたちのプレゼントをせっせと用意するエルフたちをねぎらうために歌う曲で、「1人のディーヴァより、3人のディーヴァのほうがいいから」と、魔法を使ってアリアナとジェニファーを登場させ、歌うというもの。
3人は同じ振り付けで、それぞれの個性を炸裂させながら「Oh Santa!」を熱唱。後半は3人でセンターに立ち、マライアは得意げにホイッスルボイスを披露。2度目のホイッスルはアリアナと同時に行い、ファンを歓喜の渦に包み込んだ。
特番のサウンドトラックは同日、Apple Musicで独占先行配信され、「Oh Santa!」のコラボシーンはMVとしてマライアのYouTubeチャンネルにアップ。視聴回数は、たちまち1,300万回を超えた。
YouTubeのコメント欄には、「奇跡のコラボ!」「歴史的な瞬間」「感動と感激で涙が止まらない!」「年を取らないマライアにびっくり」と絶賛する書き込みが殺到。アリアナが“次世代のマライア・キャリー”と呼ばれることをマライアが快く思っておらず、彼女を嫌っていると長年うわさされていたことから、「ビーフ(揉め事)を乗り越えた、“文化的リセット”の瞬間!」という声も上がった。
2分15秒あたりにマライア・娘モンロー(9)のダンスシーンがチラッと映っていると話題の同MV。ネット上には、「コロナで最悪な1年だったけど、最後の月に最高の気分にさせてくれたマライアに感謝!」といった称賛の声が多く上がっている。