渡部建、“批判噴出”の謝罪会見の裏でTBSが激怒! 人力舎の“不義理”相次ぎ「全タレント出禁」の可能性も
12月3日、当事者のみならず、辛らつな質問をぶつけた報道陣までバッシングを浴びるという、かつてないほど混沌とした謝罪会見を開いてしまったアンジャッシュ・渡部建。妻・佐々木希のインスタグラムのコメント欄には「なぜ会見を止めなかったのか」「渡部を引退させろ」などと批判が続出し、出演予定だと報じられた大みそか放送の特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の「笑ってはいけない」シリーズにも赤信号が灯るなど、まさに「誰も得をしない」状況となってしまった。業界内では、会見の内容以上に、渡部が所属するプロダクション人力舎が問題視されているという。
会見前日、人力舎は各マスコミに案内状を送付。そこには、「本件に関するお問い合わせは、すべて人力舎のみで承る」と記されていた。
「ところが、電話連絡をしても『担当者が不在』と言われ、会見場が開場しても、人力舎の関係者は1人もいなかったんです。こうした大掛かりな会見の場合、事前に『NG質問の有無』を取材陣にアナウンスするなどタレントと取材陣のすり合わせは絶対に欠かせないものなのですが……。ちなみに、なぜか佐々木の事務所関係者は早々に会場入りしており、一部関係者は『なぜ妻側だけ!?』と驚いていました」(テレビ局関係者)
結局、会見開始直前になって人力舎の専務が姿を見せるも、すぐに渡部がマスコミの前に登場したため「特に意味はなかった」(同)とのこと。同幹部は会見後、記者らの取材に応じていたというものの、渡部同様にのらりくらりの対応に徹していたという。
「肝心だった『なぜこのタイミングでの会見だったのか?』という点については、どう考えても『笑ってはいけない』出演前に謝罪を済ませておきたいという思惑があったはずですが、ここをツッコまれると『意地悪な質問ですよ』と煙に巻くばかり。なお、同専務は渡部の会見内容について『予想外の質問が多かったが、頑張っていたと思う』と評していました」(芸能レポーター)
また、渡部は総合司会を務めていた『王様のブランチ』(TBS系)の降板も明らかとなっているが、これもまた、人力舎の“失策”が際立っていたとか。
「TBSが“渡部切り”を決めたのは、立て続けに不義理を働かれたため。芸能界の慣例として、タレントが不祥事から復帰を果たす場合、最もお世話になっていたテレビ局にお世話になることとなっています。渡部の場合、当然メインを務めていた『ブランチ』を放送するTBSになるのですが、復帰番組は日テレの『ガキ使』であり、すでに収録済み。TBSサイドには事後報告すらなかったそうです。さらに、今回の謝罪会見自体もTBSに対してなんの相談や報告もなかったといい、同局の上層部は相当おかんむりの様子。降板どころかTBSへは“出禁”、ヘタをすれば渡部どころか、人力舎の全所属タレントに影響が及ぶ可能性まであります」(テレビ局関係者)
復帰に向けての根回しは本来、所属事務所が担う部分といえるだろう。
「人力舎の関係者が、『ウチはお笑い以外にまったく興味がない会社なので……』と語るように、良くも悪くもそういったマイペースで自由奔放な社風が、最悪の結果を招いてしまったようです」(同)
当初は渡部の「復帰会見」ともいわれていたが、最終的には「復帰“延長”会見」に成り果ててしまった可能性も。果たして人力舎、そして渡部は、この結果をどう受け止めているのだろうか。