チョコレートプラネット、“嫁呼び”炎上に「文句言う奴はゴミ」発言! 「フェミニスト」茶化すような発言に落胆の声
12月2日、お笑いコンビ・チョコレートプラネットが公式YouTubeチャンネル「チョコレートプラネット チャンネル」を更新。「チョコプラのラ#161『何が炎上するかわからない』」と題した動画で、極楽とんぼ・加藤浩次の発言がネット上で物議を醸していることに言及した。
前日の1日、加藤がMCを務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)にて、靴下メーカー・Tabioの公式Twitterが炎上した件を特集。アカウントの“中の人”が「嫁から『とりあえずこれを読め』」と漫画を渡された、などとつづったもので、ネット上では、配偶者を“嫁”と表記したことに疑問を訴える声が続出。のちに、同社はこれが「不適切な表現」だったことを認め、「今後気をつけて参ります」と投稿していた。
「この炎上騒動を受けて『スッキリ』では街頭調査を行い、100人中75人が“嫁”表記を『気にならない』と答えた、との結果を発表していました。加藤は『調べるとやっぱこういうふうになるってことだね』と納得し、『謝罪しなきゃいけないっていう状況が異質』とバッサリ。ネット上では、『配偶者の呼び方は人それぞれ』『相手が納得していればいい。他人がとやかく言うことじゃない』と加藤に賛同する意見もあれば、『企業アカウントなら、正しく“妻”と表記するべき』『私は嫁と呼ばれるのが嫌。バカにされているように感じる人もいます』と訴える声もあり、賛否両論でした」(芸能ライター)
そんな中、チョコレートプラネットはYouTube動画内で、『スッキリ』でのこの一件を話題にトークを展開。2人とも男性が自分の配偶者を“妻”ではなく“嫁”と表現することに「そんな気にします?」「何がダメなの?」と終始不満げな表情で話しつつ、松尾駿が「絶対に俺は(嫁と妻を)間違っちゃいけないと思うけどな」と言うと、長田庄平が「そんなフェミニストいたよ!」とツッコミを入れるなど、茶化すような場面もあった。
「2人とも、こうした話題が炎上することにうんざりしている様子で、松尾は『文句言ってくる奴はゴミだと思ってる』とまで発言していました。コメント欄には『最近は本当に言葉狩りが多い』『テレビに出る人も大変そう』と彼らに同情する声もありますが、『チョコプラ大好きだったけど、これはショックな内容だった』『とうとう人気芸人までフェミニストを叩くような時代になったか』などと、落胆している人も見受けられます」(同)
各家庭での呼び方はさておき、「夫の配偶者」という意味で正しいのは「妻」であり、「嫁」は本来「息子の女性配偶者」を指す言葉だ。となると、Tabioの投稿に疑問を訴える声が出てきても、おかしくはないだろう。これをただの“フェミニストの文句”で片づけるのは簡単だが、チョコレートプラネットの2人には、「なぜ“嫁”と呼ばれて嫌な思いをする人がいるのか、考えてほしい」といったコメントにも、目を通してほしいものだ。