嵐・二宮和也、「ノーギャラで単身で行った」『浅田家!』舞台挨拶を振り返り「ヤバい奴になっちゃった」
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)が11月29日に放送され、自身が主演する映画『浅田家!』について言及した。
同作品について、2回目以降の鑑賞を「焼き増し」と呼んでいる『浅田家!』チーム。「焼き増し」をしている二宮ファンも少なくなく、この日メールを読み上げられたリスナーも何度も「焼き増し」しているといい、二宮はファンの行動力に「ありがたいですね」と感謝の気持ちを明かしていた。
そんな中、作品の監督を務めた中野量太氏が登壇するティーチイン付舞台挨拶に、二宮がサプライズ登場したことについての話題に。11月2日に行われたこの舞台挨拶では、会場で司会者が「質問がある人!」と客席に呼びかけると、「はい! はい!」と元気よく返事する声が聞かれ、その人物が二宮だったというサプライズ登場で会場を大いに盛り上げていた。
この登場について、「ノーギャラで、衣装さんもメイクさんもいない状態で行ったんですよ。単身、Tシャツ1枚だけ持って」と本当にシークレットでのサプライズだったことを告白。
「いつも取材とか入っちゃうじゃないですか。(二宮)本人が稼働すると、テレビの人だったり、雑誌の人だったりが」と、自身が動くと大所帯になってしまうと話し、「それはそれでありがたいんだけど、そうじゃないところで監督がずっと頑張ってたから、『そういうところに1回は行こう』って言って、行ったんですよね」と、かねがね計画していたことだと明かし、「楽しかったですよ」と満足したようだ。
また、映画館にいた観客の反応については「みんな失神した」と冗談を飛ばしつつ、「『(客席に出るのは)途中からでいいです』って言われたんだけど、30分くらいしかない中、途中から出ていくの難しいなと思いつつ、『最初に出ていきますよ』って言ったんだけど、めちゃくちゃヤバいやつが入ってきちゃったみたいになっちゃって」と、すでに客席が落ち着いている質問タイムに入場したことから、一瞬不審者に思われてしまったとのこと。
「めちゃくちゃ怖かったと思う、来たお客さんは」と苦笑いしつつ、最後には、「でも楽しかったですよ!」と、あらためて楽しいイベントになったと報告していた。
この日の放送にリスナーからは、「監督が頑張ってたから行きたかったって、作品愛を感じるな」「サプライズ参加の思いを聞けて本当にうれしい」「おひとりでコツコツ回ってらした監督に協力したいって気持ちが格好いい」という声が集まっていた。
(福田マリ/ライター)