海外
最近よく目にする「文化の盗用」問題とは

キム・カーダシアン、ケイティ・ペリー、アデル……「文化の盗用」でバッシングされたセレブ9人

2020/11/20 18:10
堀川樹里(ライター)

 “キティラー”としても有名なアヴリルの、「ミンナサイコー、アリガト! カ、カ、カ、カワイイ~」という出だしで始まるヒット曲「Hello Kitty」。ハローキティと日本のかわいいものが大好きでしょうがないという熱烈な愛を感じるMVになっているのだが、「日本をバカにしている」と大炎上した。

 まず問題となったのは歌詞で、「下着でごろごろしまくれるわよ」「おバカなキティ(子猫)ちゃんたち」「おいで、おいで、キティ、キティ」という内容が、性的で、世界中の小さな子どもたちにも愛されているハローキティを侮辱しているという点。次に、MVが「いかにも日本人文化を知らない外国人がイメージする日本」であり、無表情で機械的な踊りをするおかっぱダンサーたちも「日本の女性を『個性なし』『表情に乏しい』とバカにしている」「人種差別している」と批判する声が巻き起こったのだ。

 アヴリルは、このバッシングに対して、「人種差別??? 大爆笑!!! アタシ、日本の文化大好きだし、半分くらい日本で過ごしてるのよ。このMVだって、東京に飛んで行って撮影した。日本のファンのために、日本のレーベル、日本の振付師、日本の監督と一緒に作ったんだから!」と猛反論している。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/11/20 18:10
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