松本まりか、『THE MUSIC DAY』の楽屋で号泣……「ヘタクソ」の酷評一転、「気の毒」「番組が悪い」と物議
美容誌「MAQUIA」12月号(集英社)に女優の松本まりかが登場。インタビューで、ある大型音楽特番の出演エピソードを明かしたことが、ネットで注目を集めている。
同誌で松本は、「生放送の歌番組に出演し、緊張して思うように歌えなかった悔しさで楽屋に帰ってから号泣した」「無謀な挑戦だというのはわかっていました」「この一カ月撮影以外の全ての時間をボイトレに捧げたことが財産だし、歌手でもない私が錚々(そうそう)たる顔ぶれの中で生歌を披露して恥をかいたことに意味がある」などと、歌番組出演時の思いを吐露している。
「松本が言っている『生放送の歌番組』とは、9月12日に放送された大型音楽特番『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)のことです。同番組で松本は、企画コーナー“報われない恋”メドレーに登場し、テレサ・テンの『愛人』を披露したのですが、歌番組への出演が初めてだったこともあって、かなり緊張していたようで、体が震えたり声がかすれたりすることも多く、高音パートがうまく出せていない箇所もありました」(芸能ライター)
『THE MUSIC DAY』放送当時、ネット上では、松本の歌声について「衝撃的」「びっくりするくらいヘタクソ」「素人以下」と厳しい指摘が相次いでいたのだが……。
「『MAQUIA』のインタビューによって『THE MUSIC DAY』出演時の松本が号泣するほど追い詰められていたことが発覚し、ネット上では彼女に対する同情の声のほか、『選曲と演出が悪かっただけ』『オファーした番組が悪い』『できないことを無理やりやらせるのは気の毒』など、番組への苦言が飛び交うように。さらに、松本が登場した企画でプレゼンターを務めていたSHELLYが、松本の歌を聞きながらニヤニヤしているように見えるシーンがあったため、『SHELLYのリアクションもよくなかった』との指摘も出ています」 (同)
また、インタビューによって松本の本音を知ったネットユーザーからは、「ちょっとヘタなくらいのほうが、視聴者の印象に残る」「歌手じゃないのに生放送で頑張って歌って、好感度が上がったのでは」「緊張で震えているのも逆に色っぽかった」と擁護する声も上がり、インタビューで本音を明かしたことは、松本にとってプラスに働いたようだ。
ある意味、“黒歴史”になっていた可能性もある歌番組でのパフォーマンスについて自ら語り、ポジティブな方向に巻き返した松本。デビュー20年でやっとブレークをつかんだといわれる彼女は、ピンチをチャンスに変えるテクニックに長けているのかもしれない。