ヘンリー王子、「メーガン妃に洗脳された」「裏切り者」と批判の嵐! チャールズ皇太子の誕生日にメッセージ投稿せず!?
イギリス王位継承順位第1位のチャールズ皇太子が、72歳の誕生日を迎えた。今年はヘンリー王子とメーガン妃、アンドリュー王子からのSNSバースデー・メッセージはなく、ネット上では「なんだか寂しい誕生日……」と同情の声が上がっている。
11月14日の誕生日当日、母であるエリザベス女王のインスタグラム公式アカウントに、赤ん坊の皇太子を膝の上に抱いている女王のモノクロ写真と、2016年に撮影されたスコットランドで例年開催されている競技イベント「ブレイマー・ハイランドゲーム」で笑い合う、女王と皇太子の写真が投稿された。キャプションには、赤いバルーンとケーキの絵文字に続き「本日、誕生日を迎えたウェールズ公チャールズを祝福する」と、温かみのある言葉が添えられていた。
長男夫婦のウィリアム王子とキャサリン妃は、インスタグラムの公式アカウントに、はじけるような笑顔の皇太子の写真を「皇太子殿下ウェールズ公の誕生日をお祝いいたします」というメッセージと共に投稿。
昨年はキャサリン妃に抱っこされたルイ王子と皇太子が両手を握り合う写真や、ウィリアム王子とヘンリー王子に挟まれ笑顔の皇太子の写真だったことから、ネット上では「コロナ禍中の配慮なのだろうけど、ソロ写真だけというのは寂しい」という声が上がった。
今年3月末に英王室を離脱して以降、SNSの公式アカウントを更新していないヘンリー王子とメーガン妃は、皇太子の誕生日にも投稿せず。王子夫妻には広報担当者がいるが、父親への誕生日メッセージの発表はなかった。
ヘンリー王子は、この夜、英BBCで放送されたダンス・コンペ番組に出場した友人を応援するため、ビデオでサプライズ出演し世間を驚かせたが、ここでも皇太子の誕生日についてはまったく触れなかった。
複数のメディアは、「個人的にお祝いのメッセージを送ったと思われる」と伝えたが、ネット上では「嘆かわしい」「自分の誕生日は祝福してもらったのに」「メーガン妃に洗脳された裏切り者」と批判する声が上がった。
昨年は、「赤ん坊だった自分を抱っこする兄」という微笑ましい写真を投稿したアンドリュー王子も、今年は投稿なし。こちらは、性的人身取引で起訴され拘置所で急死したジェフリー・エプスティーンとの交友関係をめぐるスキャンダルで「公務を控える」と発表して以降、公式アカウントの更新がストップしていることから、仕方ないと感じる人が多いようだ。
実は皇太子自身も、カミラ夫人との公式アカウントに投稿したのは、自分1人だけの写真だった。スコットランドの民族衣装キルトを身に着け、木に手を添えて笑顔を浮かべているショットで、「ウェールズ公、72歳の誕生日を祝福してくれてありがとう!」とコメントをつけ、祝ってくれた人みなに感謝の気持ちを表した。
皇太子のきょうだいには、妹のアン王女、下の弟のエドワード王子がいるが、2人にはインスタグラムの公式アカウントはない。アンドリュー王子の長女ベアトリス・オブ・ヨーク王女ら公式アカウントのある姪らはいるが、皇太子への誕生日メッセージはなし。そのため、「SNS上とはいえ、英王室の繁栄がまったく感じられない」「寂しい」という声が多く聞こえた。
皇太子は、3月に新型コロナウイルスに感染。回復したものの、6月に「嗅覚、味覚が戻っていない」と明かした。今月に入り、複数の英メディアが「ウィリアム王子も4月に感染していた」との報道も。
もし、2人に万が一のことがあったら、ジョージ王子が18歳になるまで、ヘンリー王子が摂政として君主になるということもあり得ていたため、「2人が回復して本当によかった」と多くの英国民が感じているようである。