タモリ、とんねるず、バナナマン……売れっ子は“意外な過去”を持っている!? 経歴を明かし話題の芸能人
11月9日放送のラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)に、タレントの武井壮が出演。“意外な経歴”を明かし、ネット上で話題となった。
「武井は番組パーソナリティを務める稲垣吾郎と、音楽の話題を中心にトーク。稲垣が昨年、ロックバンド・氣志團が主催する音楽フェス『氣志團万博』へ出演したと話すと、武井は『僕も出たことあるんですよ』と告白し、『芸能界デビュー前に出てるの。バックダンサーです』と明かしたんです。さらに、振り付けも担当していたといい、『いつか吾郎さんと踊ろうかなと思って、ダンスバトル』と、稲垣を誘っていました」(芸能ライター)
この件について、ネット上では「ダンサーや振り付けもできるなんて、本当に多才な人だな」「武井壮がダンスってイメージがわかない!」など、驚きつつも、武井の器用さに感心する声が多く集まっていた。こうして自身の経歴を明かし、話題になった芸能人は少なくない。
「有名なところでいえば、タモリでしょう。早稲田大学に入学するも中退し、福岡に帰郷。その後、保険外交員やボウリング場の支配人、喫茶店のマスターとして働いていたらしく、芸能界デビューまでに多種多様な職業を経験したようです」(同)
タモリほど多くの職を渡り歩いた例は珍しいだろうが、芸能界デビュー前に“会社勤め”をしていた例は多い。あの大物お笑いコンビも、2人そろってサラリーマンからの転職組だ。
「とんねるずの2人は、石橋貴明がホテルセンチュリーハイアット、木梨憲武がダイハツと一般企業に就職し、サラリーマン生活を送っていたそう。2人は働きながら『ドバドバ大爆弾』(テレビ東京系)という素人参加型のお笑い番組に出場していたのですが、同番組のスタッフがそのまま『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)を手掛けたことがきっかけとなり、プロデビューを果たしています」(同)
お笑いの世界でいえば、情報番組などにも出演しているバナナマン・設楽統も、サラリーマンを経験している。
「もともと、父親が西武グループのホテルの支配人であったことから、西武鉄道で駅員として勤務していました。池袋線・小手指駅の駅員として、ギャグを交えたアナウンスを行っていたとか。2017年には『消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人 大追跡SP~』(TBS系)の中で、駅員時代について振り返り、『ゆくゆくは地元秩父の観光事業に携わるという計画で西武鉄道に入った。そのまま辞めなかったら、地元でそういうことやっていたのかなって』と告白し、ネット上で『お笑い芸人になってくれてよかった』『芸能界に対してギラギラしてない感じが設楽さんっぽい』といった反響がありました」(同)
いずれも芸能界以外の場所で得た経験が、現在の活躍につながっているのだろう。