『極主夫道』、アニメ化決定で「ドラマはもう用済み」!? 原作ファンからブーイング絶えないワケ
俳優・玉木宏が主演を務める連続ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)の第5話が11月8日に放送され、平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。まずまずの数字だったものの、ネット上ではその内容が物議を醸しているという。
同作は、おおのこうすけ氏の同名漫画が原作で、“伝説の極道”であり、現在は専業主夫をしている龍(玉木)が主人公。第5話では、妻の美久(川口春奈)が家出をしてしまい、傷心のまま夜の街を歩いていた龍が交通事故に遭う展開に。なんとか立ち上がってその場を去った龍は、美久からの留守番電話のメッセージを確認するも、内容が聞き取れず、家に娘の向日葵(白鳥玉季)を1人残していたことを怒っているのだと勘違いしてしまう。一方で、家に帰ってきた美久は、向日葵に「龍から愛想を尽かされたのではないか」と言われたことで、龍と美久の心はますますすれ違う……といった内容だった。
「第5話では特に、龍と美久の過去がクローズアップされていました。なれそめを振り返ることで、お互いがお互いの大切さを再確認し、2人は絆を取り戻して結婚式を挙げる、といった展開で、ネット上では『すごいキレイな終わり方で、最終回みたい』『幸せ展開すぎて、このまま終わりでもいい』といった声が上がるほどでした」(芸能ライター)
しかし、原作ファンからは「漫画と違いすぎて、もはや“原案”にしたほうがいい」「ドラマとしては面白いけど、漫画の実写化だとは到底思えない……」「漫画が好きだからドラマも見てたけど、もう離脱しようかな」といった声もあり、概ね不評なようだ。
「実は、龍と美久の子どもである向日葵はドラマのオリジナルキャラクターで、放送開始前から『必要ない』と原作ファンの間で不満が漏れていました。また、10月27日には『極主夫道』のアニメ化(Netflix配信)が発表されており、『ドラマの出来が悪いからアニメ化するの?』『アニメやるならドラマはもう用済み』といった声も。初回から視聴率は10%前後をキープしているものの、原作との違いに耐えられなくなった人が視聴をやめてしまうと、一気に落ちることも考えられるでしょう」(同)
15日に放送される第6回は、龍が元舎弟の雅(志尊淳)から「家事を教えてほしい」と頼まれるストーリー。果たして視聴率の急落は避けられるのか、注目したい。