近藤真彦、「もみ消す権力ある」傲慢発言とメリー会長の「深い寵愛」ーージャニーズ・藤島一家と近藤のただならぬ関係
ジャニーズ事務所の“長男坊”こと近藤真彦の不倫報道が世間を騒がせている。「週刊文春」(文藝春秋)が報じたところによれば、相手女性は会社経営者の31歳で、知人の紹介を経て近藤との関係が始まったという。一方の近藤は、結婚生活26年の妻子ある身分であり、ジャニーズ事務所の所属歴も40年を超えるまさに“長男”。それだけにネット上では、ジャニーズファンからあきれた声が噴出している状況だ。
同誌の報じた内容の中で目を引くのは、近藤が相手女性に語ったという「(スキャンダルを)揉み消せる権力を俺は持っている」との言葉だろう。なぜ、自身の「権力」にこれほどまでの自信を持つことができるのか? それは、ジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリー泰子氏との関係が大きく影響しているだろう。
メリー氏と近藤の関係は、「まるで母か妻のようにメリーさんがマッチに尽くしていた」(芸能記者)といい、またメリー氏は自身の娘でジャニーズ事務所代表取締役社長の藤島ジュリー景子氏と近藤を「結婚させるつもりだった」とも過去に語っている。さらには、近藤の母も自宅に“ジュリー氏の部屋”を用意するなど、まさに家族ぐるみで深い関係を続けていたのだ。
傍目にも、イチタレントと事務所トップの付き合いを超えたものであるように思うが、サイゾーウーマンでは過去に、こうした近藤とメリー氏、そしてジュリー氏の知られざる歴史を振り返る記事を掲載している。近藤の“傲慢発言”が取り沙汰される現在、あらためて再掲したい。
(編集部)
(初出:2019/07/24)
ジャニーズ新社長、ジュリー氏をめぐる3人の男――東山紀之、近藤真彦そして“元夫”
ジャニーズ事務所の新社長に就任することが確実視される、藤島ジュリー景子氏。彼女は、どんな人物なのか、その素顔に迫るシリーズ。
上智大学在学中から少年隊や光GENJIの衣装を担当し、そのプロデュースにも関わっていたジュリー氏だが、当時、少年隊の東山紀之との熱愛説が浮上する。
「お熱を上げていたのはジュリーさんの方で、当時、母・メリーさんが周囲に『東山と娘が付き合っていて困っちゃう。反対すると家出しかねないから』と周囲にこぼしていたと、当時報じられています。衣装を担当していた関係上、2人が行動を共にする時間が多かったことは間違いなく、デートの目撃証言もありました。とはいえ、ジュリーさんはほぼ同時期に俳優の中井貴一とのデートがスクープされたこともあり、東山とウワサがどこまで本当なのか、ハッキリしたことはわかりません。ただ、このジュリーとの熱愛報道以降、東山は将来のジャニーズ幹部候補に急浮上し、一部ではグループ会社の役員になったとも伝えられました」(芸能記者)
いつしか2人の結婚が既定路線であるかのような空気が出来上がっていたが、ジュリー氏は2004年に一般男性と結婚。東山も10年に女優・木村佳乃と結婚している。2人の関係は、ウワサにすぎなかったのか。いや、そんなことはないだろう。
「ジュリーとの熱愛が報じられて以降、東山は気心の知れたスタッフや関係者からは、冷やかし半分に“社長”と呼ばれるようになっていたといいますからね。“ジャニーズの母”とも呼ばれた森光子さんとの、親子以上ともいわれた親密な関係性も、将来のジャニーズの幹部としての自覚があってのことだったはずです」(同)
「週刊文春」15年1月29日号(文藝春秋)が掲載した、メリー氏の5時間独白記事からも、それはうかがうことができる。ジャニーズ事務所の後継者問題の話の中で、
「(東山が)ジュリーと結婚して、という話を言いたいのでしょう。一体、何年前の話をしているんですか?」
「それを言うなら、一番(結婚の可能性があったのは)は近藤真彦ですよ」
と、東山の話題から近藤に問わず語りを始めたのだ。
メリー氏によれば、ジュリー氏はマッチの母親にとても可愛がられており、ジュリー氏もそんなマッチ母を慕っていたとのこと。マッチ母はジュリーを「マッチのお嫁さん」と決めており、彼女が新築した家には、ジュリー氏の部屋が用意されたほどだったという。
「その饒舌さには、実らなかったジュリーさんの恋について、それ以上、聞かれたくないという母心がにじみ出ているように見えました。一方で、メリーさんとマッチの関係は、ジャニーズの歴代タレントの中で最も深く、まるで母か妻のようにメリーさんが尽くしていたことが知られており、マッチが交際を続けていた中森明菜との関係も、その強すぎる“マッチ愛”ゆえぶち壊したともいわれています。それだけに、娘のジュリーさんと結婚させたいと思っていたことに嘘はないかもしれませんが、ジュリーさんはマッチとはそりが合わなかったようですね」(同)