山下智久、突然の退所にソニー激怒!? 「亀と山P」のビジネス台無し……アルバムは発売予定も「プロモーションできず」
ジャニーズ事務所は11月10日、山下智久が10月31日をもって退所していたことを発表した。山下は、8月にスキャンダルが報じられ、活動自粛中の身だったが、そのまま復帰せずに退所することに。この事態に対し、「ジャニーズ以上に激怒している関係者がいる」(スポーツ紙記者)という。
「山下の退所については、ジャニーズに先駆けて、同日付のニュースサイト『文春オンライン』がスクープ。ファンが騒然となる中、事務所が正式発表に至ったという流れです」(同)
ジャニーズの公式サイト上に掲載された報告文によると、事務所としては以前から山下の希望に基づき、「海外での活動に挑戦しやすい環境」を整えていたが、「本格的に活動の拠点を海外に移したい」といった本人の意向を尊重し、「双方合意の上で契約を終了」したとのこと。
「一見、円満退所のように思えますが、文面にはジャニーズがこれまで山下の希望をかなえるために尽力してきたこと、にもかかわらず、山下がそれを振り切って活動拠点を海外に移すと決めたことが強調されており、必ずしも快く送り出しているとは言い難い印象。しかし、そんな事務所関係者よりも山下の退所に激怒しているのは、ビジネスを台無しにされたソニー・ミュージックレーベルズの関係者です」(テレビ局関係者)
山下は、2018年からソニー・ミュージックレーベルズの「SME Records」に所属。KAT-TUN・亀梨和也とのユニット「亀と山P」が、今年4月にリリース予定だったアルバム『SI』(新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、発売延期)も、同レーベルで制作されたものだ。
「山下は、かつてワーナーミュージック・ジャパンでソロ活動を展開していましたが、元SMAPマネジャー・飯島三智氏の担当タレントだったこともあり、彼女の退社後、ジャニーズ上層部から“干され”気味だった時期も。そんな中、山下は頭を下げて、ソニーに拾ってもらった……という経緯があります。今年ソニーは、『亀と山P』の活動に意気込んでいたことでしょうが、コロナ禍の影響でアルバムが発売延期となり、コンサートツアー『KAME & YAMA-P Dome Tour 2020 SI』も中止に。ただでさえ大打撃を受けている中、山下が未成年女性との飲酒同席とお持ち帰り報道で活動自粛、さらにはそのまま退所するとは、ソニーは踏んだり蹴ったりの状況といえるでしょう」(同)
ファンの間では、『SI』のお蔵入り説がささやかれているが、レコード会社関係者によると「今後、何らかの形でリリースだけはする見通し」だとか。
「とはいえ、山下が稼働できなくなった以上、亀梨とともに予定していたプロモーション活動は一切できません。音楽番組に亀梨だけが出演して、『亀と山P』の楽曲を歌うことも考えられないだけに、この辺りをどう解決していくのかが、ソニーにとっては悩みどころでしょう。そんな現状だけに、ソニー側が山下に激怒するのは無理もありません」(前出・レコード会社関係者)
山下が“飛ぶ鳥跡を濁す”ようにジャニーズから退所したことで、さまざまな問題が勃発している様子。アルバムは現在も「発売日未定」のままだが、関係者やファンが納得する形でのリリースは実現するだろうか。