ヘンリー王子とメーガン妃がまた炎上! 英王室の重要行事で“恋人つなぎ”に「非常識」「パフォーマンス」
アメリカ現地時間11月8日、黒いマスクをして正装に身を包んだヘンリー王子とメーガン妃がロサンゼルス国立墓地に現れ、戦没者に花束やリースを捧げた。2人は手と手を“恋人つなぎ”しながら墓地を歩き、途中でマスクを外したことから、ネット上では「非常識」「パフォーマンス」「話題作りに必死」だと叩かれている。
イギリス連邦諸国では、11月11日の第一次世界大戦終結日は「リメンブランス・デー(戦没者記念日)」と呼ばれ、毎年、同日前後の日曜日に戦没者を追悼する式典「リメンブランス・サンデー」が行われている。今年は8日にロンドンで追悼式典が行われ、エリザベス女王、チャールズ皇太子とカミラ夫人、ウィリアム王子とキャサリン妃ら英王室のメンバーが出席。戦没者のシンボルである“赤いポピー”を胸元につけ、女性はブラックフォーマル、男性は軍服に身を包み、戦没者にリースや黙祷を捧げた。
その数時間後、ヘンリー王子とメーガン妃が誰もいないロサンゼルス国立墓地に連れ立って現れ、“2人きりのリメンブランス・サンデー”を行ったのだ。
2人の広報によると、第一次世界大戦のイギリス連邦諸国の戦没者2人の墓に「メーガンが選んだ、自宅の庭に咲いていた白い花」を、戦没者慰霊塔に「国のために尽くし、今も尽くしている全ての人に感謝の意を表する」と記したリースを捧げたのこと。
公開された写真は2人きりで墓地を歩き、花束やリースを捧げているという内容で、マスクを外しているものもある。手と手は“恋人つなぎ”しており、これが「非常識」だとアンチの怒りを買った。ネット上でも「パフォーマンスにしか見えない」「写真映えを気にしてるものばかり」だと叩く声が多く上がった。
メーガン妃は、昨年のリメンブランス・デーの式典に、1,545ポンド(約20万円)のステラ・マッカートニーのベルト付きドレスを着用し、ツバの広い黒の帽子をかぶって出席。1991年の同式典に出席したダイアナ元妃によく似ていると話題を振りまいた。今年はブランドン・マックスウェルのベルト付きコートに、ジェニファー・チャマンディのパンプスという姿で、ダイアナ元妃のものだとされるカルティエの腕時計を身に着けていたが、帽子はかぶらなかったため「戦没者に対して無礼」「マナー違反だ」という指摘も出た。メーガン妃は、胸に王子同様“赤いポピー”をつけていたため、「イギリスも王室も嫌いなくせに、ポピーだけはつけるのか」と嫌悪感を抱く者もいたようである。
実はこの日、英紙「サンデー・タイムズ」が、「『ロンドンでの追悼式典の際、慰霊碑にリースを捧げてほしい』というヘンリー王子からの個人的なリクエストを、バッキンガム宮殿は『もう王室の代表者ではないので』と拒否した」と報道。
ヘンリー王子だが、約10年間英国陸軍に在籍し、アフガニスタンに2度も従軍。2015年に退役した後も、傷病兵らの支援をするために国際スポーツ大会を主催するなど、戦争の犠牲者のために熱心に活動を行ってきた。新型コロナウイルスのパンデミックがなければ、今回の式典にも出席したはずだと伝えられており、7日に出演したポッドキャストでも式典について熱く説明するなど、リメンブランス・サンデーに並々ならぬ思い入れがあるとされている。
女王は、このリクエストについて知らされていなかったと報じられているが、宮殿からむげに断られてしまったことで、ヘンリー王子と王室の溝が深まるのではないかと懸念する声が上がっている。
次の英王室の重要行事は、来月に行われるクリスマス礼拝。その時、ヘンリー王子とメーガン妃が、どのような行動を取るのか、「2人きりのクリスマス礼拝でもするのか」などと注目が集まっている。