田中みな実おすすめコスメの“実力”は? 人気アイテム5点を美容のプロが成分解析!【コスメデコルテ・オバジ・ソフティモ・MT】
「週に1回使うと、角質が取れる。ポロポロしたのが出てくるのが気持ちよくて、でも取りすぎず。(最高品質ラインの)『AQ』だから信頼もできるし、オススメ」(インスタライブより)
成分:ミネラルオイル、水、BG、グリセリン、セテアリルアルコール、ワセリン、アボカド油、エゾウコギ根エキス、オウレン根エキス、オオウメガサソウ葉エキス、ケイケットウエエキス、シラカンバ樹皮エキス、セイヨウハッカ葉エキス、チャ葉エキス、テトラへキシルデカン酸アスコルビル・トコフェロール、パルミトイルペンタぺプチド-4、ビャクダン木エキス、マカデミアナッツ油、マルトース、加水分解コラーゲン、加水分解ダイズエキス、BHT、アルギン酸Na、エタノール、オレイルアルコール、オレイン酸エチル、オレイン酸ソルビタン、カルボマー、キャンデリラロウ、コハク酸、コハク酸2Na、コメヌカロウ、コレステロール、ジメチコン、スクワラン、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルグルタミン酸、ステアロイルメチルタウリンNa、セスキオレイン酸ソルビタン、トリラウレス-4リン酸、パラフィン、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、べへニルアルコール、ポリソルベート20、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチドデシル)、レシチン、水酸化Na、水添レシチン、乳酸Na、フェノキシエタノール、香料、酸化チタン
評価:B
コスメデコルテの最上位ラインのアイテムというだけあって、メイク落ち、香り、洗い上がりの肌の質感、パッケージにまでこだわって作られています。メイク落としの主成分は「ミネラルオイル(鉱物油系オイル)」であり、中身の成分に対して価格が高いのは否めませんが、コクのあるクリームで肌を擦ることなくメイクオフでき、乾燥肌でもつっぱり感はないでしょう。また、配合成分は安全性が確認されれている成分ばかりで、メイク落としをしながら肌のくすみやハリ、毛穴引き締めのケアまでまとめてできる高機能なクレンジングクリームです。
【洗顔】「コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュn」200ml 1万1,000円(税込み)
「クレンジングクリームとあわせて使用。毎日使っても大丈夫」(インスタライブより)
成分:(公式サイトより)水、ヤシ脂肪酸TEA、ココイルグリシンK、BG、ココアンホ酢酸Na、コミカドMEA、ラウリルベタイン、PPG-2コミカド、グリセリン、エゾウコギ根エキス、オウレン根エキス、オオウメガサソウ葉エキス、ケイケットウエキス、シラカンバ樹液、シラカンバ樹皮エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ポリクオタタニウム-51、マルトース、加水分解コラーゲン、加水分解ダイズエキス、EDTA-2Na、エタノール、オレイルアルコール、オレイン酸エチル、オレイン酸ソルビタン、クエン酸、ココイルメチルタウリンNa、コハク酸、コハク酸2Na、コレステロール、スクワラン、ポリクオタニウム-7、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、レシチン、亜硫酸水素Na、塩化Na、水添レシチン、炭酸水素Na、エチルパラベン、フェノキシエタアノール、安息香酸Na、香料
評価:A
クレンジングでも登場した、コスメデコルテの最上位ラインの洗顔料です。洗浄成分は「ヤシ脂肪酸 TEA」などマイルドな界面活性剤なので、保湿因子を残しながら洗顔ができます。「パラベン(防腐剤)」の代わりに「フェノキシエタノール」を配合しており、刺激性成分が少ないのも特徴で、乾燥肌・敏感肌の人でも使いやすい洗顔料です。ただし、この商品に使われている洗浄成分はどれも泡立ちが弱いため、使用時は泡立てネットでしっかり泡立ててから洗顔するようにしましょう。泡立ちが不十分だと、肌を擦ってしまい、乾燥の原因になります。
【洗顔】「オバジC 酵素洗顔パウダー」0.4g×30個 1,980円(税込み)
「毛穴の黒ずみが気にならなくなった気がするし、酵素洗顔って“毎日やって大丈夫かな?”って思ってたんですが、これは私の感覚では大丈夫」(インスタライブより)
成分:(公式サイトより)タルク 、ラウロイルグルタミン酸Na 、ミリストイルグルタミン酸Na 、ソルビトール 、ココイルグリシンNa 、アクリレーツク ロスポリマー-2-Na 、アスコルビン酸 、プロテアーゼ 、リパーゼ 、ヒメフウロエキス 、アスコフィルムノドスムエキス 、水 、シリカ 、デキストリン 、BG 、リン酸K 、リン酸2Na 、メチルパラベン
評価:B
タンパク質分解酵素「プロテアーゼ」や「リパーゼ」による毛穴ケア効果が期待されますが、洗浄力が強力です。また、「タルク」や「シリカ」など吸着成分も含まれているので、あまり皮脂が出ない肌質や敏感肌の人には不向き。その場合、酵素洗顔よりも美容オイルで肌の柔軟性を高めたほうがいいかもしれません。また、「タルク」は健康被害の危険性を指摘されており、安全性が懸念されている成分でもあるため、海外では使用を中止するコスメブランドが相次いでいます。肌への負担が気になる人は、使用を避けたほうがいいでしょう。
安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。(「アンチエイジングの神様」)サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。