『約束のネバーランド』浜辺美波のエマ役「世界観が台無し」と波紋! 予告映像に悲鳴続出
アニメ『鬼滅の刃』の勢いが止まらない。劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』は10月16日の公開から17日間で約157億円の累計興行収入を記録。邦画・洋画を含む国内歴代興行収入ランキングで早くも10位に食い込んでいる。
そんな中、にわかに浮上してきたのが“実写化”のうわさだ。一部では早くもプロジェクトが始動し、テレビ局が版権をめぐる争奪戦を水面下で繰り広げていると報じられた。ファンからは期待が寄せられているが、その一方で反発の声も広がっているという。
そんな同作が連載されていたのは「週刊少年ジャンプ」(集英社)だが、同誌から一足先にアニメ化を経て実写化に至ったのが『約束のネバーランド』。6月まで連載されていた“異色”の脱獄サスペンスで、コミックスの世界累計発行部数は10月に2500万部を突破(電子版を含む)した。
「孤児院・グレイス=フィールドハウスで、母親代わりとなって子どもたちに尽くしつつ、その実態は鬼の食用に子どもを“出荷”しているというイザベラ、その手下のシスター・クローネの支配から、子どもたちが脱出を試みようとする物語。12月公開の実写版で主演を務めるのは浜辺美波で、孤児・エマを演じます」(芸能ライター)
公開を来月に控える中、予告映像を見た原作ファンからは、心配の声が高まっているようだ。
「浜辺のエマ役を楽しみにしている声もある一方、『身長がほかの孤児役と比べてデカすぎる』『年齢が上すぎじゃない?』『成長しきっていて、ガキっぽさが足りない』と指摘する意見がSNS上で散見されます。実際、予告を見ると確かに浜辺は、ほかの孤児役のキャストより頭ひとつふたつ抜き出ていて、イザベラ役の北川景子と並んだほうが馴染んでいました。また、原作では孤児たちが鬼のもとに“出荷”される年齢は12歳となっていますが、映画では16歳に引き上げ。浜辺は20歳(撮影時19歳)ということで年齢設定を変えたのでしょうが、『その時点で世界観が台無し』と悲鳴が上がっています」(同)
なお、クローネの渡辺直美については、原作と異なる体形にもかかわらず、「似合いすぎててビックリ!」「配役が完璧すぎ」「直美さん見るためだけに行きたいかも」などと、意外にも高評価の声が多く上がっている。
“禁断の実写化”と盛んに謳っている実写版『約束のネバーランド』。果たして、“禁断”の味は美味か不味、はたまた珍味か……。公開を楽しみにしたい。
(村上春虎)