『テレビ千鳥』視聴率が苦戦中! プライム帯進出も3%台間近……テレ朝は“テコ入れ”必至か?
10月から日曜午後10時台に進出したお笑いコンビ・千鳥の冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)。かつて放送されていた深夜帯からプライム帯に昇格した格好だが、視聴率が振るわず苦戦を強いられている。
『テレビ千鳥』は、千鳥の大悟とノブが“今一番やりたい企画”を行うバラエティ。大悟が感覚で料理する「DAIGO’Sキッチン」や、極限までおなかを空かせて定番のグルメのおいしさを再確認する「ガマンめし」などの企画、また大悟が考案したキャラクター「イニガ」が人気を集めている。
「現在、テレビで大躍進する千鳥の冠番組がプライム帯に昇格したということで、ネット上でも注目を集めていたものの、今のところ視聴率はパッとしません。10月11日の初回視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、10月18日は5.4%、10月25日は4.6%、11月1日は4.1%で、2回目以降はテレビ東京を除く民放で最下位の数字を記録し続けています。3%台突入も間近かもしれません」(芸能ライター)
プライム帯に昇格してから放送されたのは、川でひたすら丸い石を探す企画「丸い石を探したいんじゃ!!」、音痴のノブによる歌企画「ノブに香水を歌わせたいんじゃ!!」、大悟が原宿で洋服を買う企画「秋冬服を買いたいんじゃ!!」といった、深夜時代と変わらない“ゆるさ”が魅力の企画だが……。
「『テレビ千鳥』の魅力は、ゆるさがベースにありつつも、時に2人が無茶をするという“昭和の香り”が残っている点なのでしょう。プライム帯に昇格することが決まった際、大悟が『これからも今まで通り変わらずやっていきます』と明かしていたように、そのスタンスは変わっていないのですが、現状で視聴率が取れていないとなると、企画へのテコ入れが行われる可能性も大いにあります。とはいえ、テコ入れしたことで『テレビ千鳥』独特のゆるさや過激さが失われてしまえば、既存ファンが離れることも考えられるため、スタッフ陣は頭を抱えているかもしれませんね」(同)
11月8日の放送回では、ノブとプライベートでも親交の深い俳優・佐藤健が、“ドS医師”の天堂浬役を演じて話題となった連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)のパロディ企画が予定されている。果たして視聴率の行方は……。