「テメエら全員殺すぞ!」警察官10人がかりの大騒動! 子どもたち40人とデイキャンプ中に危険な男が……
子どもが「パパ、ここダメみたいだから、あっち行こう」と言っても「いいから、ここで遊べ! 移動しなくていいから!」と、なぜかムキになって貸切キャンプ場から動こうとしない! なので再度、「公園スタッフから注意されるので移動お願いします」と言うと「しつけーんだよ! ここは公園だろーが! 誰がどこ使ってもいいんだよ! ボケ! こっち来いや!」と、いきなり怒鳴って胸ぐらをつかもうとした!
そばにいた別のパパが止めに入っても怒りは収まらず、「てめえら全員殺すぞ! こら! こっち来いや!」と暴れまくる! その姿を見た、小さい子ども3人が「パパやめて! お願いやめて!」と泣き叫んでも、「お前らはここで遊びなさい!」と、まだキャンプ場にいたいらしい……。
ココやキャンプ参加の子どもたちみんなが、「何事? 大丈夫?」と怖がってるので、とりあえず暴れるパパのそばにいる子どもたちを避難させた。それでも狂ったように怒鳴り続けてるので、オレが「お前は子どもか! 黙れ!」と言い返すと「てめえ! こっち来いや!」と胸ぐら掴まれた! マジでキレそうになったが、ここで殴ったら傷害になるのか? それとも子どもを守るための正当防衛になるのか? ……一瞬、悩んでいると、周りのパパたちが止めに入ったのでやめた。結局、埒が明かないので警察に電話。暴れるパパも「警察呼べ! ボケ!」と言ってる。
警察が来るまで、このオヤジはキャンプ場のベンチに座って、自分の子どもたちが泣いてるのに、なぜか黙ってる。この場所が相当気に入ってるんだろうね……絶対に退かない! 10分ほどで到着した警察官10人ほどが、暴れるオヤジと我々オヤジの会のパパたちに事情を聞いて回る。このオヤジは、「あいつらが押して暴力振るわれた」と言い張るので「いや、暴れるオヤジから子どもたちを守るために、やめなさい! と腕とか体は押さえました」と説明。警官は「署で事情聞くので、とりあえず警察署に来てください」と言って、こっちからパパ2名とこのオヤジで警察署へ行くことに。
2時間ほどで警察署から帰ってきたパパ2名に「どうだった?」と聞くと、「お互いに謝りましょう」ということになったとか。こっちは謝る理由がないんだけど、オヤジが「謝れ!」の一点張りで、お巡りさんも「ここはもう我慢してお願いします……」と言うので謝ったという。だけど、このオヤジは一切謝らない! ホントに変なオヤジだよ……。と、みんな衝撃。いやー、世の中には、こんな大人がいるんだな。ホントに衝撃を受けた。
あそこまで下品な怒鳴り声を上げる大人は、今まで見たことなかった。でもキャンプ終了時、子どもたちに「世の中には、常識では考えられないくらい暴れる大人がいるということがわかりましたね。そういう大人を見て、反面教師にしてください」と話せたから、あんな大人を見られたことも、かなりいい社会勉強になった。そう考えれば、逆によかったのかも!?