田中みな実愛用の人気コスメを、美容のプロが成分解析! 「効果が半減」の使用方法とは!?【クレ・ド・ポーボーテ・RMK・ラ ロッシュ ポゼほか】
「夏は焼けちゃう気がして敬遠していたけど秋冬はオイルを使いたくなる。メイクの過程でオイルを入れると、私の場合はどうしても崩れが気になるから、洗顔後ダブルトリートメントオイルで保湿兼ツヤ出しをして、ほんのりツヤ出しするのにハマっています」(インスタグラムの投稿より)
成分:スクワラン、グリセリン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジメチコン、オリーブ果実油、プロパンジオール、香料、水、エタノール、BG、プセウドジマツクバエンシス/(オリーブ油/グリセリン/ダイズタンパク)発酵物、ホホバ種子油、ブドウ種子油、カニナバラ果実油、アボカド油、マカデミアナッツ油、PG、アカヤジオウ根エキス、キハダ樹皮エキス、ユズ果皮エキス、ローヤルゼリーエキス、アルガニアスピノサ核油、オレンジ果実エキス、セージ葉エキス、ブクリョウタケエキス、カンゾウ根エキス、シソ葉エキス、フェノキシエタノール
評価:B
肌への刺激が少ない「スクワラン」をベースにしたブースターオイルです。すっと肌に馴染むというより、オイルでしっかり肌を包み込んでくれる美容液のため、乾燥が気になる人向けの商品です。エイジング効果の高い「アルガニアスピノサ核油」など8種類の美容オイルが配合されており、ごわついた肌を柔らかくし、スキンケアの浸透を高める効果が期待できます。植物オイルやエキスで構成された美容オイルですが、撥水作用のある「ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(シリコン油)」や「ジメチコン」が使われており、オイルの美容効果を半減させている可能性があります。そのため、洗顔後一番に使うアイテムとしては避けたほうが良いでしょう。
【化粧水】「資生堂 エリクシール 艶玉ミスト」1,980円(税込み)
「(日中乾燥を感じたときにどうしているかとの質問に対して)ミストをシュシュとして、その後、ファンデーションを重ねています。乳液とか+すると絶対ヨレるからあんまりしたくないんです」(インスタライブより)
成分:水、エタノール、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ジメチコン、グリセリン、PEG-8、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、PEG-6、PEG-32、エリスリトール、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、イノシトール、水溶性コラーゲン、塩化Na、サッカロミセス培養溶解質液、オランダガラシ葉/茎エキス、BG、EDTA-2Na、クエン酸Na、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、クエン酸、フェノキシエタノール、香料、黄4
評価:B
膜感のある成分が多く使われているので、肌表面がツヤっとして見え、化粧ノリがよくなります。艶玉ミストに配合されている資生堂が開発した美容成分「イノシトール」には、エイジングケア効果がありますが、ミストなので配合量は期待できず、それ以外の保湿成分は高分子の「水溶性コラーゲン」や「グリセリン」だけなので、毎日の化粧水として使うには不向きです。しかし、肌にベールをまとうことができるため、素早く化粧直ししたい時や、しぼんだ夕方の肌をツヤっと見せたい時に役立ちます。