田中圭『先生を消す方程式。』は『3年A組』『あな番』に似ている!? はやりの“考察系ドラマ”、コケすると「大恥をかく」?
田中圭主演の連続ドラマ 『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)が10月31日にスタートする。
同ドラマは鈴木おさむ氏のオリジナル脚本による“学園サスペンス”。舞台は、東大進学率が高い都内進学校“帝千学園”の、特に成績が優秀な者が集められる3年D組。D組の担任になった教師は高度な嫌がらせを受け、次々と退職に追い込まれているが、田中が演じる教師・義澤経男は自ら担任に名乗り出る。
生徒のプライベートをなぜが熟知し、嫌がらせにも笑顔を絶やさない不気味な義澤に対し、生徒たちの攻撃はエスカレート。やがて生徒から殺人計画を立てられ、バトルに発展していくというストーリーだ。
「スタート前から、ネット上では昨年のヒットドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『あなたの番です』(共に日本テレビ系)と似たようなドラマだと指摘されています。“生徒VS教師”という設定は『3年A組』と似ていますし、田中主演のサスペンスといえば『あなたの番です』が思い浮かぶという人が多いのかもしれません。また、『あなたの番です』『3年A組』といえば、最近のドラマのトレンドである“考察系ドラマ”の代表格。『先生を消す方程式。』は、そのスタイルも積極的にまねていくようです」(芸能ライター)
“考察系ドラマ”と呼ばれるのは、さまざまな伏線を視聴者が“考察”していくタイプの作品。ストーリー内に伏線が張り巡らされ、最後まで展開が予測できないという点が特徴だ。
「ネットでの考察ブログが人気を博し、放送中はSNSが活発になり関連ワードが“バズる”など、ネットを味方につける新たなドラマ形態といわれています。先の2作品はこの手法でヒットしていて、昨今のドラマ界では、“鉄板”となりつつあるジャンル。 『先生を消す方程式。』も、本編に隠された“謎”を解き明かすヒントとなるフライングドラマがABEMAで配信されたり、キャストの山田裕貴が公式サイトで『何としても“バズる”ドラマにします』と宣言していたりと、考察系として話題になることを目指しているのは間違いなさそう。トレンドど真ん中を狙っているため、ヒットは手堅そうに見えますが、その分視聴率がパッとしなければ大恥をかくことになるのでは……」(同)
果たして考察系の新たなヒットドラマ誕生となるのか、初回視聴率に注目したい。