「池江璃花子を番組に出演させない」!? 競泳・瀬戸大也の不倫報道を食い止めるため、水連がテレビ局に圧力か?
一連の不倫騒動の影響で、日本水泳連盟(以下、水連)から年内の活動停止処分を受けた競泳選手の瀬戸大也。妻の優佳さんが「FRaU」(講談社)のインタビューに応じ、「彼にはここが正念場であることを自覚して頑張ってほしい」と瀬戸にエールを送ったことで、騒動は一応の収束に向かっているようだが、芸能人の不倫と比べてテレビで報道されていないことが取り沙汰されるという、二次的な波紋が広がりつつある。
当初からこの騒動については、電通の圧力により報道が規制されている説や、メディア側が忖度して報じない説など、諸説飛び交っていたが、あるテレビ局が、水連からある取り引きを持ちかけられていたという。
10月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウン・松本人志が、瀬戸の不倫スキャンダルをめぐるワイドショーのスタンスについて言及。「最初にバッって週刊誌に出た時、あんまりワイドショー使わないでしょ。あれ、ズルイなと思いますよね。(テレビ局側の)忖度はあると思いますよ」と話していた。
「『週刊新潮』(新潮社)による第一報以降、確かに週刊誌では別の女性の存在から、瀬戸夫婦の実情など、後追い報道が相次ぎましたが、対してテレビはというと、処分の内容など、公式から発表されたことを淡々と報じるのみ。この週刊誌とテレビの温度差には、世間から疑問が噴出していましたが、やはり東京五輪メダリスト候補の瀬戸だけに、テレビ局は忖度せざるを得ないというのが定説でした」(週刊誌記者)
しかし、あるキー局関係者によると、水連より「圧力めいた取り引きを持ちかけられた」というウワサが業界内を駆け巡っているそうだ。
「その取り引き内容は、ワイドショーなどで、瀬戸の不倫スキャンダルを過剰に取り扱った場合、同じく水泳選手の池江璃花子を『今後おたくの番組に出演させない』というものだったとか。これが事実ならまさに“圧力”といえるでしょう」(テレビ局関係者)
池江といえば、昨年2月に白血病を公表して闘病生活を送っていたが、今年8月にレース復帰。来年の東京五輪出場に期待する声も根強い一方、本人は2024年パリ五輪の出場を目指しているという。
「池江は、実力面だけでなく人気や知名度からみても、確実に世界トップクラスの選手。今年7月には、国立競技場で行われた『五輪1年前イベント』に登場するなど、競技以外でも公の場に立つ機会は多い。それだけに、テレビ局からすれば、この要求を突っぱねることは難しいでしょう。そもそも水連については、瀬戸の処分決定まで時間がかかりすぎたなど、当初から批判は多かった。かつ、メディアへのこうした対応を水面下で各方面に行なっているとすれば、さらに世間から反感を買うのでは」(同)
まるで大手芸能プロダクションのような物言いで、不倫報道を食い止めようとする水連。果たしてこの手法が、競技や選手のためになるのだろうか。