錯視による「ドレスの色」論争再び!? ビリー・アイリッシュのスニーカーが「ピンクと白」か「ミントと白」で物議
今年のグラミー賞で史上最年少18歳で主要4部門に輝くなど、何かと注目を集めているビリー・アイリッシュがSNSに投稿したスニーカーの色をめぐり、ネット上で熱い論争が繰り広げられている。
事の発端は、現地時間10月17日に配信されたビリーのインスタグラム・ストーリー。ファンがあるドレスの画像を提示し、「このドレスの色は『青と黒』? それとも『白と金』?」と質問したところ、そのビリーの回答に、ファンが大盛り上がりになったのだ。
これは、錯視によって、同じドレスが人によって「白と金」もしくは「青と黒」に見えるというもので、2015年にネット上で大論争に発展。ビリーは、この問いに「青と金」と断言したのだが、ファンから「え、白と金でしょ」という反論が殺到すると、「あんたら全員、うちのパパと同類じゃん!」とあぜん。すると、ナイキのスニーカー(NIKE AIR MORE UPTEMPO)を映し、「1年前、この靴を履いてたら、うちのパパが『おっ、クールじゃん』って言ってきたのよ。『ピンクと白』だねって。はぁ? ピンクと白ぉ!?!?」と大声を上げた。
スニーカーは薄汚れているが、ほとんどのファンは「えっ、ピンクと白にしか見えないけど……」と騒然。ビリーは「あんたらまでピンクと白だって言うわけ……」と絶句し、証拠としてスニーカーの宣伝広告を投稿しながら、実際の色は「ミントと白」だと主張。さらにスニーカーを頬に寄せながら、「あんたらの幼少期に何が起きたのか知らないけど。でも、これはミントと白だし!」と叫んだのだ。
それでも「ピンクと白」だという声はやまず。ビリーは、「あんたら地獄に落ちるよ!」と皆を嘘つき呼ばわりしまくり、口汚い言葉を連呼しながら、「最初の動画の映りがどうだかとか関係ないし」「ていうか、ピンクと白は製造してないし」と、なぜほかの人に「ミントと白」が「ピンクと白」に見えるのか、納得がいかない様子だった。
翌日になっても、ビリーはしつこくスニーカーの色について語りまくる動画を投稿。「何色に見えるかなんて正直、どうでもいい」と言いながらも、くどくどと「ミントと白」だと主張。おもむろに家の外に出て、さんさんと降り注ぐ太陽の光のもと、靴底とインソールがピンク色のスニーカーと問題のスニーカーを並べた動画も投稿し、「このピンクと比較すると明らかに違うでしょ! ミントと白でしょ!」と怒鳴り声を上げた。
17日にビリーがスニーカーを撮影したのは室内で、「ピンクと白に見える」という人が圧倒的に多かったのだが、18日に室外で撮影したスニーカーを見た人は「ミントと白だ」と感じた人がほとんどで、ネット上には「訳がわからなくなってきた」「本当に同じスニーカー?」「温度で色が変わる素材?」と混乱する声が飛び交った。
5年前のドレス同様、光の加減による錯視で「ピンクと白」に見えたり「ミントと白」に見えたりするようだが、中にはビリー同様、室内で撮影されたスニーカーが「ミントと白にしか見えない」人もいて、ネット上は大盛り上がり。「それよりもビリーのしつこさに驚いた」という声も上がっており、今もお祭り騒ぎは続いている。