【ハリソン・フォードの知られざる5つエピソード】10代女優とカーセックス不倫、共演者との仲が最悪、マザー・ファッカー級な“自己中”男!?
副業を持つロス市警の若手と中年の刑事コンビのドタバタとその活躍ぶりを描いた本作で、ハリソン演じるジョー・ギャビラン刑事のバディ、K・C・コールデン刑事役を演じたジョシュ・ハートネットは撮影中、ハリソンとの仲が最悪だったことを認めている。
ハリソンはジョシュのことが気に食わず、陰で「パンク(青二才)」と呼び、ジョシュもそんなハリソンが大嫌いで、陰で「クソじじい」と呼んでいたと伝えられているが、ジョシュは「車内の撮影シーンでは、どちらも何も言わず、1時間近く黙りこくって車内にとどまっていたなんてこともあったな」と回想。
「自分の我慢強さが試されていた時期だったんだと思ってる」「でも、クランクアップ間近になって、多少は 馬が合うようになったんだけどね」とボソッと明かしたが、プロモーションツアー中も口論したそうで、最後まで2人が仲良くなることはなかったといわれている。
マザーファッカー級にクールな“自己中”対応
SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編で、前回に引き続き「違法人造人間(レプリカント)を処分するブレードランナー」役を熱演したハリソン。本作では新型のブレードランナーとして人気俳優のライアン・ゴズリングが登場するのだが、そのライアンが、ハリソンの“自分のことしか考えない自己中男”的エピソードを披露している。
ライアンは、16年に「GQ」誌のインタビューで、「ファイティングシーンがあって、ハリソンのパンチが俺の顔に命中してしまったことがあってね」「で、この話の何が面白いのかというと、撮影が終わってスタッフが俺の顔を冷やすために氷を持ってきてくれたんだけど、ハリソンは俺を押しのけて氷を奪い取り、自分の手を冷やし始めたんだよ」と暴露。
「(殴られた俺の顔を冷やす氷だろうよ!と)呆然とする俺のもとに監督がやってきて、こう言った。『インディアナ・ジョーンズに殴られたんだ!って思えばいいんだよ』」と変に慰められたことを回想した。
その後、さすがにパンチを当ててしまって悪いと思ったのか、ハリソンはスコッチの瓶を持ってライアンのもとにやってきたそうで、「あぁ、なるほどね。先輩俳優が酒を差し出し、一緒に飲んで、水に流そうって展開か」と直感。しかし、ハリソンは自分のポケットからグラスを取り出し、スコッチを注いでライアンに手渡しただけ。語り合うなんてことはなく、そのまま瓶を持って立ち去ってしまったそうで、ライアンは再び 呆然。「ヒーローには会わないほうがいいって言うけど、『マザーファッカー級にクールなハリソン・フォードは別だ』って言わせてもらいたいねぇ」と、貴重な経験ができたと喜んでいた。
ちなみに、ライアンはこの作品のプロモーションのため、ハリソンと一緒に英人気トーク番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演。ハリソンに何度も名前を確認され、苦笑いしていた。それに対しネット上では、「認知能力が低下しているのか、それとも天然なのか」「いや、自分以外の役者には興味がないだけだろう」と大きな話題となった。