カルチャー
いよいよご結婚か?
「宮内庁は甘かった」小室圭さんへの調査不足が招いた大騒動、今後「プリンセスの結婚相手」の条件はどう変わる?
2020/10/17 16:00
――今後「プリンセスの結婚相手」の条件が厳しくなるといったことはあるのでしょうか?
X 皇族の結婚相手には、特に決まった条件はないので、その点に関してはこれまでと変わらないでしょう。ただ、女性皇族の結婚相手への調査は厳しくなると思います。小室さんの件によって、皇族の結婚相手に問題があった場合、国民からどれほどの批判が出るか、またそれが皇室全体にどのような悪影響を及ぼすか、宮内庁は身に染みていることでしょう。
今後は、女性皇族の結婚相手にも、男性皇族の結婚相手と同等の調査を行うと思います。女性皇族が皇室を離れる際に支払われる一時金は「元皇族としての品位保持」を理由に支払われていることはよく知られていますが、やはり皇籍を離脱したからといって、皇室の威厳を貶めるような相手と結婚するのは好ましくない――そういった考えが、宮内庁の中で強まっていると推察できます。
――皇族の結婚相手に条件はないと言いますが、それは建前ではないのでしょうか?
X 学歴や職歴に何らかの条件があるといったことはないのですが、とはいえ、女性皇族の結婚相手が反社会勢力の一員だったり、ニートだったり、周囲からの評判が悪いなどの場合、世間が許さないでしょう。それは、皇室が国民の税金で成り立っていることも理由です。小室さんの件に関しては、表面上の学歴や職歴などは問題がなく、学業も優秀でしたし、母親の金銭トラブルが発覚しなければ、今頃は幸せに暮らしていたと思います。つまりは、一般的にふさわしくないと思われる仕事をしておらず、プリンセスが認めた相手であれば、特に問題はないと思います。