GACKT、カジサック、我修院達也、元KANA-BOON・飯田祐馬……“失踪”して世間を騒がせた芸能人
10月3日に放送されたバラエティ番組『爆買い☆スター恩返し』(フジテレビ系)にて、ミュージシャンのGACKTが衝撃の過去を明かし、ネット上で話題となった。
「GACKTの出身地である沖縄県を舞台に、『300万円を使い切るまで爆買いをする』という企画が行われ、この中で、ソロデビュー後に所属事務所の社長と揉め、実姉が手配してくれたペンションで半年間の“隠遁生活”を送っていたと告白。番組では、GACKTがそのペンションを20年ぶりに訪れてオーナーと再会し、畳を一新する費用を負担するなど、恩返しをしていました」(芸能ライター)
この件について視聴者からは、「GACKTでも若い頃は苦労したんだな……」「半年って結構長いよね。地味にキツい生活だったと思うわ」といった声が。一方で、「失踪が問題になったのは、ソロデビュー前にMALICE MIZERとして活動してた頃の話じゃなかった?」と、人気ヴィジュアル系バンドのメンバーだった頃の話を「ソロデビュー後」と言っているのではないかと、ファンが指摘している。
GACKTが過去の失踪を告白して話題になった一方、前触れもなく姿を消し、世間に衝撃を与えた芸能人もいる。
「最も有名なのは、俳優や歌手、声優としても活動する我修院達也の失踪事件ではないでしょうか。もともと、『若人あきら』として郷ひろみのものまねタレントをしていた我修院ですが、1991年3月に静岡県熱海市へ釣りに出かけた後、防波堤に釣り竿や帽子、眼鏡を残して失踪。その3日後、現場から20km以上離れた小田原城址公園近くの路上で倒れているところを発見されたんです。本人は失踪している間の記憶がないと主張し、今も全容は不明のまま。ちなみに、2003年には『週刊新潮』(新潮社)が北朝鮮による拉致未遂ではないかと報じましたが、我修院はこれを否定しています」(同)
最近話題となったのは、ロックバンド・KANA-BOONのベース担当だった飯田祐馬の失踪。19年6月5日から音信普通となり、家族が捜索願を警察に提出したほか、同15日に予定されていたKANA-BOONのライブが中止になるなど、大騒動に発展。翌16日には無事帰宅したことが公式サイト上で発表され、メンバーの谷口鮪は自身のTwitterで「ここ最近のバンド活動の中でのメンバー間のやり取りが、めしだにとって大きなプレッシャーになっていたことを知りました」と、失踪の原因を明かしている。その後、飯田は一時活動を休止すると発表したものの、同年11月に脱退した。
さらに、現在はYouTuberとして人気を誇るあの芸人も、過去に失踪歴があるそうで……。
「“カジサック”としてYouTube上で人気を博している、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太は、03年に失踪騒動を起こしています。デビュー後、人気絶頂期に2カ月半も姿を消していた梶原ですが、19年9月に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した際、多忙なスケジュールとプレッシャーに押しつぶされそうになり、精神的に参っていたことを告白。失踪中は携帯の電源をオフにしていたそうですが、親へ連絡を取ろうと電源を入れると、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史から着信があり、病院に行くようにアドバイスされたとか。素直に従って受診したところ“心身症”と診断され、仕事を休養することになったそうです」(同)
全員無事に戻ってきたとはいえ、「有名人が突然姿を消した」という事実が世間に与える衝撃は大きい。いろいろな事情があるだろうが、ヒヤヒヤさせる報道が続かないことを願いたい。