やらせ疑惑の「ベストジーニスト賞」、ジャニーズ首位陥落の怪! 「接待受賞を嫌がるように」とのウワサも
「最もジーンズが似合う著名人」に贈られる「第37回ベストジーニスト2020」が発表され、今年は久方ぶりに“ジャニーズではない”タレントが、一般選出部門(男性)の首位に輝くという結果になった。
「ベストジーニスト賞」の一般選出部門は、一般投票によって男女一人ずつ選出され、併せてベスト10も発表される。ネット上では長年、同賞運営サイドから大手プロダクションへの“接待”目的で、特定のタレントが受賞するよう、“組織票”が投じられているという疑惑がささやかれ、特にジャニーズ事務所との癒着が疑われてきた同賞。しかし、今年男性でトップに立ったのは、JYJのメンバーでソロアーティストとしても活動するジェジュンだった。
「ジェジュンはここ数年、トップ10内に食い込んでおり、ファンがSNSで投票を呼びかけるなど“トップ候補者”の一人でした。昨年、Hey!Say!JUMP・中島裕翔が3年連続受賞で殿堂入りを果たしたとあって、今年はトップを狙うのには絶好のタイミングでもあったんです」(芸能ライター)
2005年に氷川きよしがトップに輝いて以降、14年連続でジャニーズタレントが受賞し続けた同賞。なお、11~13年に、嵐・相葉雅紀が選ばれた際は、「それまで5回受賞で『殿堂入り』に認定されたのが、3回に短縮された」(同)という。
「氷川が受賞する前の1994〜04年も、木村拓哉、草なぎ剛、KinKi Kids・堂本剛が受賞していたので、実に四半世紀近く、『ベストジーニスト賞』はジャニーズの独壇場になっていたわけです。そのせいで世間からは、『ジャニーズへの接待のため、投票数の調整が行われているのではないか』など、“やらせ”がウワサされるようになっていきました。実際のところ、ジャニーズファンが熱心に投票活動をしている面もありますが、業界関係者の間では、“接待受賞”は存在するだろうと言われています」(同)
今回、ある意味“歴史を動かした”ジェジュンだが、彼もジャニーズとは別の線で「大きな影響力を持つバックがついている」(テレビ局関係者)という声も。
「ジェジュンの国内マネジメントは、“芸能界の実力者”と称される大手芸能プロ幹部・X氏が担当しており、今年4月、ジェジュンが『新型コロナウイルスに感染した』というエイプリルフールネタで炎上した時も、即座に火消しに成功していた。また、X氏は16~18年に、女性部門で殿堂入りした菜々緒の芸能活動もサポートしているため、今回のジェジュンの受賞も、ベストジーニスト賞関係者による“接待だった”疑惑は拭いきれません」(同)
その一方で、「昨今ジャニーズは、露骨な“接待受賞”を嫌がるようになったのでは」(スポーツ紙記者)という指摘も聞こえてくる。
「18年にジャニーズ事務所を退所した元ジャニーズJr.内ユニット『Love-tune』のメンバーだった森田美勇人(現・7ORDER project)が、19年に男性部門の9位にランクインしたことが、一部関係者の間で話題に。ジャニーズからすれば森田のランクインは決して喜ばしい話ではないだけに、運営側が投票数の“調整”を行う可能性もありましたが、それがなかったことを考えると、その時すでにジャニーズとしては、『ベストジーニスト賞』自体に、興味を失っていたのかもしれません。ちなみに森田は今年も7位にランクインしています」(同)
来年、ジェジュンのトップが決まれば、もはや殿堂入りも規定路線となりそうだが、不信感にまみれた同賞のイメージ回復につながることを期待したい。