唐沢寿明主演『24 JAPAN』ツッコミどころ満載!? 「チープで興ざめ」「偽物感がすごい」と視聴者あきれ
唐沢寿明が主演を務める連続ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)が、10月9日に放送を開始し、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同時間帯トップの数字を記録。一方、ネット上の視聴者からは、さまざまなツッコミが飛んでいたようだ。
「同ドラマは、アメリカの大人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』シリーズを“日本版”にリメーク。『24 JAPAN』もアメリカ版同様、作中の時間が1話につき1時間ずつ進み、全24話で1日の出来事を描きます。唐沢は、CTU(テロ対策ユニット)の第1支部A班の班長・獅堂現馬を演じ、そのほか、現馬の同僚・水石伊月(栗山千明)に南条巧(池内博之)、現馬の妻・六花(木村多江)、娘の美有(桜田ひより)といったキャラクターが登場しているんです」(芸能ライター)
第1話で現馬は、“日本初の女性総理”誕生が期待される選挙の当日、CTUから緊急招集され、「24時間以内に総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)を暗殺する計画がある」という情報を聞かされることに。さらに、CTU東京本部長・郷中兵輔(村上弘明)から「CTUの中に“暗殺計画に関わる内通者”がいる」と極秘に明かされ、その調査を請け負うことになる……という展開だった。
「『24 JAPAN』は、金曜夜11時15分~0時15分という深夜枠での放送ながら、初回は同時間帯トップの視聴率を獲得し、数字だけ見れば幸先の良いスタートを切ったように思えます。ドラマを見たネットユーザーからは、『日本版の「24」も面白い!』『次回も楽しみ』といった好意的な声が見られましたが、一方で、『“本家”を意識しすぎてるのか、みんな海外ドラマのコントみたいな演技してて笑っちゃった』『違和感だらけ、緊迫感はゼロ』『あの人気ドラマをリメークするなら、もっとお金をかけるべき。いろいろ安っぽくてガッカリした』『低予算だろうなという部分が目についてしまう』など、厳しい意見も続出していました」(同)
特にツッコミが多かったのは、謎の美女・氷川七々美(片瀬那奈)が飛行機を爆破し、パラシュートで機内から脱出する場面。このシーン自体はアメリカ版にも出てくるものだが、「あからさまなCGでウケた」「CGでもいいけど、こんなにチープだと興ざめだよ!」「セットもそうだけど、なんか全体的に“偽物”感がすごい」などと言われていた。
「『本家を見たことがない人なら楽しめるのか?』という意見もありましたが、『「24」未視聴だから新鮮な気持ちで見られるかと思ったけど、世界観に入り込めなかった』『やっぱり見るなら本家だなと反省した』といった書き込みが散見されます」(同)
このままでは視聴率低迷が予想されるが、ドラマはあと23話続く。テレ朝は、早めに視聴率対策を講じたほうがいいかもしれない。