太田光、“裏口入学”裁判での「軽口」が影響? 爆笑問題ライブで「初の“取材規制”」に記者陣ガッカリ
10月1日、爆笑問題・太田光が、自身の“裏口入学”を報じた「週刊新潮」(新潮社)を提訴した裁判の口頭弁論が東京地裁で開かれ、太田が証人として初出廷した。そんな太田は、同9日に開催された所属事務所・タイタンのイベント「タイタンライブ」に出演したが、同ライブをめぐる「報道規制」に、一部関係者が騒然としているようだ。
「裁判の発端は2018年8月、『新潮』が、太田の日本大学藝術学部入学の経緯について、12年に亡くなった彼の父親が“裏口入学ネットワーク”を使っていたなどと報じたことです。記事では、太田の父親が“指定暴力団組長の愛人の娘”と知り合っていたとも伝えられましたが、太田本人は記事の内容を否定。太田の妻で、タイタンの代表を務める太田光代氏も、すぐさま『訴えます』とTwitter上で宣言していました」(芸能ライター)
その後、18年10月に名誉を傷つけられたなどとして発行元の新潮社を提訴。同9日に第1回口頭弁論が行われ、今年10月1日の口頭弁論に太田も初出廷。同日に結審し、判決は12月21日に言い渡される。太田は10月4日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、1日の口頭弁論に触れ、宣誓文を読み上げる際に、自身の名前ではなく「伊勢谷友介です」と発言したこと、こうした態度に光代氏が怒っていたことなどを明かしていた。
「裁判自体は『太田側が有利』と言われているものの、軽口を叩くような本人の態度をめぐっては、関係者の間でも『裁判官の心証を損なうのでは』と心配の声が寄せられています。そんな太田は10月9日、東京・東銀座の時事通信ホールで行われた『タイタンライブ』に出演しましたが、これに関し、一部メディアには、ある“取材規制”が敷かれていたといいます」(テレビ局関係者)
『爆笑問題 with タイタンシネマライブ』と題されたこのイベントは、2カ月に一度、爆笑問題をはじめとした人気芸人たちによって、行われている恒例のお笑いライブであり、全国22の映画館で同時生中継されている。開催にあたり、報道関係者にはプレスリリースも送付され、取材も受け付けていたが……。
「ライブ中に太田が裁判に関わる話をした場合、『係争中につき、その部分は一切使用禁止』というルールが設けられていたと言うんです。過去、同ライブでこういった“取材規制”が行われたことは、一度もなかったと記憶しています。太田から“爆弾発言”が飛び出すことはもはや定番化しており、それがイベントの持ち味にもなっているため、がっかりした記者は多いと思いますよ」(同)
12月に判決を控えているだけに、事務所サイドとしては極力静かにその日を待ちたいとの思惑で、今回のような策を講じるしかなかったということだろう。
「しかし太田自身、『サンジャポ』ではMCとして“報道する側”の立場でもあり、本人も本心ではこのような規制を良しとはしていないはずです」(同)
笑いを提供する立場でありながら、自身や父親の「潔白を証明したい」という強い思いから、最も笑えない法廷という舞台に自ら上がった太田。この不穏な状況を、持ち前の突破力で切り抜けてほしいものだ。