嵐・松本潤、インスタグラム投稿で「性格悪すぎ」? 二宮主演映画『浅田家』めぐりファン大荒れ
嵐・二宮和也が主演を務める映画『浅田家!』(10月2日公開)が、3日~4日の国内映画ランキング(全国週末興行成績/興行通信社提供)で、初登場1位に輝いた。2017年公開の主演作『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』を上回る好調なスタートを切った一方、映画に関する嵐メンバーのSNS投稿が物議を醸している。
『浅田家!』は、実在する写真家・浅田政志氏の写真集『浅田家』(赤々舎)と、東日本大震災で津波の被害を受けたアルバムや写真の洗浄・返却にあたった人々を撮影した書籍『アルバムのチカラ』(同)を原案に、中野量太氏が脚本&監督を担当。全国340館で公開され、土日2日間の動員が12万6,000人、興行収入は1億7200万円で、首位の座に着いた。6日に配信された映画情報サイト「映画.com」の記事では、「幅広い層の女性を集客し、初日から3日間の累計では動員20万人、興収2億8000万円をあげるヒットスタートを切った」「初日アンケート結果によると、来場者の8割以上が女性となっており、レディースデイの高稼働に期待がかかる」と伝えている。
「17年の二宮主演映画『ラストレシピ』は、土日2日間で動員10万7,000人、興収は1億3800万円でしたから、『浅田家!』はこの記録を超え、出足はまずまずといったところでしょう。映画を見たネットユーザーの間でも、『たまにクスクス笑えて、ホロリと泣けるいい映画。家族愛って素敵だな』『前半はコミカルなシーンがあったけど、浅田が写真洗浄のボランティアに関わる後半の物語では、トーンが大きく変わる。浅田の変化を繊細に表現した二宮和也の自然体な演技に引き込まれた』と、概ね高評価が上がっています」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、嵐の松本潤が5日にインスタグラムのストーリーを更新。「ついに行ってきた」と、公開中の映画『TENET テネット』の半券を持つ写真をアップし、「映画館にニノファンがいっぱいいて、何人かに気づかれました」「Jun」と、笑い泣きしているような絵文字をつけていた。チケットを見る限り、TOHOシネマズで10月3日の午後8時10分に上映開始された回を見たようだ。
これを受け、ごく一部の人々からは「メンバーの主演映画が公開されたタイミングで、わざわざ画像付きで“ほかの映画見てきた”って投稿するのは性格悪すぎ。投稿する前に少し考えなよ」「たとえ本人に悪気がなくても、ファンは過敏だからタイミング的にはあまりよくなかったと思う」「公式アカウントでメンバーの映画を宣伝せず、同じ時期に公開された映画を見たとアピールするのはおかしい」「潤くんが楽しみにしていた映画を見に行くのはめちゃめちゃ可愛いんだけど、『浅田家!』公開直後はよくないのかも……」と、否定的な反応が上がる事態に。
「また、ストーリーの内容を把握したのか、中野監督がTwitterで『拝啓 MJ様「浅田家!」もどうぞよろしく!(笑)』と、暗に松本へ向けたメッセージをツイートしていました。これに対し、『嵐メンバーが配慮に欠けた無神経な行いをして、申し訳ありません。ファンとしてお詫びします』と、監督に謝罪するファンも。松本と二宮といえば、昨年11月に二宮が元フリーアナウンサー・伊藤綾子と結婚して以降、たびたび“不仲説”が浮上しています。こういった背景もあり、松本のことをよく思っていない二宮ファンが今回のストーリーに嫌悪感を抱いたのかもしれませんね」(同)
とはいえ、こうした松本への批判とは対照的に、「なんで潤くんが『浅田家!』を見てないだけで、『無神経』とか叩かれるの?」「松潤が『テネット』を見たことでSNSが荒れる理由も、監督に直接メッセージするのも意味がわからない。松潤が何を見たって自由でしょ」「監督のツイートに『無神経なメンバーがすみません』とかメッセージ送ってる人は、嵐の何なの?」「『テネット』を見に行ったからって、潤くんを責めるのはやめて。プライベートなんだから、好きなようにさせてあげてほしい」「潤くんは、さりげなく『浅田家!』の宣伝もしてる」と、彼を庇うコメントも多く出ている。
ファン同士の考えがネット上でぶつかり合った結果、「いちいちストーリーをめぐってファンがケンカしてたら、潤くんは何も投稿できなくなっちゃう」と、今後のSNSに影響が出てしまうのではないかと、懸念の声が上がっていた。
そもそも、松本は『浅田家!』の話題を完全にスルーしたわけではなく、「映画館にニノファンがいっぱいいて、何人かに気づかれました」という表現で、同作には触れている。ここまで波紋を呼ぶとは思ってもみなかったことだろうが、これからもプライベートの出来事についてアップする際は、各方面への配慮が必要なのかもしれない。