Kis-My-Ft2、東京ドームでの生配信ライブに“音漏れ参戦者”続出で「ファンが集まったら意味がない」と物議
10月3~4日、Kis-My-Ft2が東京ドームにて無観客生配信ライブ『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020 To-y2』を実施。2日間にわたって行われたライブでは、曲のセットリストを初日と2日目で変更したり、アンコールで会場を飛び出して、東京ドームホテルの屋上からパフォーマンスするなど、ファンを喜ばせる演出もあり、ジャニーズ史上初のドーム無観客配信ライブは大成功のうちに幕を閉じた。しかし、ネット上では一部ファンの行動をめぐり「マナー違反」「近所迷惑」と批判の声も上がっている。
「ジャニーズ事務所は、社会貢献や支援活動を行う『Johnny’s Smile Up! Project』の一環として、6月には計20組の所属グループが出演したオンラインライブ『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』を6日間にわたって開催。横浜アリーナにて事前収録したライブの模様が配信されたのですが、今回は“生配信”だった上、会場も事前に発表されていたことから、ライブの開演時間合わせて、会場から漏れる音を楽しむ“音漏れ参戦”目的のファンが東京ドーム周辺に集まった様子。SNSに投稿された写真を見る限り、多くのファンが詰めかけており、これを見たネットユーザーから『常識なさすぎ』『コロナ禍でライブができない中、試行錯誤して生配信ライブをしてくれたのに、ファンが集まったらまったく意味がない』と指摘が相次ぎました」(芸能ライター)
さらに、ファンのマナー違反が続けば「生配信自体がなくなる可能性もある」と危惧する声も聞こえてきている。
「今後も、King&Prince、ENDRECHERI(KinKi Kids・堂本剛)、Snow Man、Sexy Zone、V6と、続々とジャニーズアーティストの生配信ライブが行われる予定です。しかし、今回のようにファンが会場に集まってきて、近隣住民から苦情が寄せられる事態に発展すれば、生配信を中止せざるを得ない可能性も出てくるでしょう。これまでにも、ジャニーズのライブではチケットを持たないファンが会場周辺に集まり、私有地に無断で侵入するなどの迷惑行為を犯し、警察沙汰になったこともありました。特に今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止目的で、当初予定していたライブを中止して無観客ライブ配信にしたわけですから、ファンが集まって感染のリスクが高まれば、生配信自体がなくなる可能性も否定できません」(同)
今のところ、同上のグループはライブの開催場所を発表していないが、ファンの間で会場が特定されれば、SNSを通じて場所が拡散されるのも時間の問題だろう。また、嵐は日付は未定ながら、国立競技場からの配信ライブの開催が予定されており、ファンが集まる可能性は大きい。タレント、ファンともに楽しい時間を過ごせるよう、マナーを守った上で配信ライブを楽しんでほしいものだが……。