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またまた牙をむいた!?

マライア・キャリーが「ジェニファー・ロペスをディスる理由」がついに判明! 「かわいそう」とネットはお祭り騒ぎに

2020/10/02 17:33
堀川樹里(ライター)
ジェニファーディスは恒例行事?

 2008年にドイツのテレビ番組で、ビヨンセについて「大好き。素晴らしい才能の持ち主」だと大絶賛した直後、ジェニファー・ロペス(51)について聞かれ、「彼女のこと知らないわ」と薄ら笑いを浮かべたマライア・キャリー(50)が、自叙伝でまたジェニファーをディスった。

 9月29日に発売した自叙伝『The Meaning of Mariah Carey』の中でマライアは、2001年にリリースしたヒット曲「Loverboy」にサンプリングしているYMOの楽曲を、元夫トミー・モトーラが彼のレーベルに所属していた「(私の知らない)ほかの女性アーティストにも使わせた」と綴った。わざわざカッコつきで「私の知らない」と強調しており、この“ほかの女性アーティスト”が、かねてよりディスっているジェニファーのことだと、ネット上はたちまち大騒ぎになった。

 マライアは、1993年に所属レーベルの社長だった20歳年上のトミーと結婚。しかし監禁に近い束縛生活に耐えられず、97年に別居、翌年離婚した。01年にジェニファーが大ヒットさせた「I’m Real」について、「(日本が世界に誇るテクノポップバンド)YMOの楽曲『Firecracker』をサンプリングして『Loverboy』を作る」というマライアのアイデアを、トミーが「マライアに嫌がらせをするために」盗んだものだといううわさが流れ、これが原因でマライアはジェニファーのことが大嫌いになったとささやかれている。

 今回リリースされた自叙伝では、「トミーは、操り人形だった私が、彼、そして彼のレーベルを離れたことに大激怒していた」「彼とソニー(レーベル)の元を去った私の成功を断固阻止しようとしたわ」とも告白。トミーと一緒にいた時、映画への出演を禁じられていたマライアが、『グリッター きらめきの向こうに』(01)で女優として注目を浴びたことに、トミーは怒り狂い、サンプリングの嫌がらせをしたのだと分析していた。

 08年にジェニファーを「知らない」と言い放ったマライアは、15年に「(知らないから)正直に言っただけ」、16年にも「まだ(ジェニファーを)知らないのよ」と発言。同年、ジェニファーは深夜トーク番組で「自分はマライアに敵意なんてない」「彼女の発言は読んだけど、私たち会ったこともないのに……」と戸惑いを見せた。

 マライアは、アリアナ・グランデが「第2のマライア」と称されることにもムカついており、彼女のこともディスっている。「ほかのアーティストをディスるのはよくない」と批判したデミ・ロヴァートまでも、「(誰なの?)知らないんだけど」と言い捨てており、「自分以外にはまったく興味がないのでは?」「記憶力が全然ないだけ」「ディーヴァだから仕方ない」と擁護する声も上がっていたが、今回、自叙伝の内容により、「ジェニファーが嫌いな訳が明確にわかった」「巻き込まれたジェニファーがかわいそう」と、ネット上は大騒ぎとなっている。

 双子のママとして先輩でもあるジェニファーは、自分の娘をステージで歌手デビューさせているほか、先日、小説家としてもデビューさせたばかり。このこともマライアはおもしろくないと感じているのではないかという臆測が流れており、2人が仲良くなる日は永遠に来ないだろうと見られている。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/10/02 17:33
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