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【ジャニーズJr.チャンネル便り】

少年忍者の「マジで泣ける」手紙企画が大好評、美 少年は浮所がBTS「Dynamite」をダンス!?【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/10/04 21:00
中村チズ子(ライター)

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月24日~30日公開の動画を注目度順にチェックします!

少年忍者の手紙企画、「涙が止まらない」「マジで泣けた」と大好評

 少年忍者の動画は、日本郵便株式会社のプロモーション「【本当の気持ち…】友情,夢,嫉妬…全てを手紙に」(28日)と、通常回の「【スクープトーク第3弾!後編】メンバーヘ告っちゃいます!」(30日)の2本が配信されている。1本目の参加者は、青木滉平、稲葉通陽、内村颯太、小田将聖、川崎皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、鈴木悠仁、田村海琉、平塚翔馬、檜山光成、元木湧の13人。メンバーに手紙を書いて“感謝の気持ち”を伝えるという趣旨で、高校を卒業した最年長組・平塚、青木、元木に加えて、中学生組の小田、田村、久保、稲葉が「おふざけなし」で手紙を準備していた。

 小田は過去の動画でも仲良しぶりを見せている北川へのメッセージをしたためたるなど、後輩から先輩に渡すパターンもあれば、切磋琢磨してきた同年代の仲間にお礼の言葉を述べる場面も。どれも思いのこもった内容となっていたが、特に後半で“涙腺崩壊”したファンも少なくないだろう。高校卒業組の手紙では、ジャニーズJr.の世界特有のリアルな悩みや葛藤を吐露しているのだ。

 青木は長らく活動をともにする檜山との関係について、「ずっとシンメ(シンメトリー)でやってきて、お互いうれしいことも、悲しいことも、一緒に共有してきたね」と振り返った上で、「最近はシンメでステージに立てないことも増えてきたけど、変わらずに檜山くんは俺にとって大切な存在です。俺一人で不安な時は、これからも支えてくれるとうれしいです!」などと、胸にしまっていた気持ちを届けた。読み手の青木は感情がこみ上げて詰まってしまい、檜山も感想を言えないほど大号泣。さらに、青木は「2人だけ出てない曲があったりとか、2人だけみんなと違う振りを踊ってたりとか。そういう経験を結構してきたんで……」「その分、感謝が大きいです」とコメント。こうした青木の愛ある言葉を受け止めた檜山は「マジで家宝。これは」と、大事そうに手紙を握りしめた。

 また、元木が同期の内村に向けて書いた手紙でも、Jr.活動でのつらい過去に言及。それぞれ、1年ほど「仕事がまったくない」という時期があったそうで、「俺はもうやめようかなと思ってたんですよ。野球をしていこうと思ってたんですけど。その時、颯太はどんなことを思ってそんな日々を過ごしていたのかなと、わからないけど。2015年~16年の初めて出た『ジャニーズワールド』のリハーサルに呼ばれて。そこで俺たちはチャンスだと思って、2人で必死にやってきたね。それから何回も出させていただけるようになって、本当に良かったね」と回顧。時にはシンメで踊る機会もあったものの、「颯太がだんだん前に行くようになって、俺は置いてかれてる気持ちに勝手になって、不安になって、その不安が嫉妬に変わって、正直ズルいと思っちゃいました」と当時の胸中を正直に明かした。

 続けて、元木は「でも、それは颯太がちゃんと努力して練習してきたから、その結果なんだと思って、それで負けたくないなと思って。だから、俺はスゴい必死に練習しました。颯太のおかげで、今の俺がいるんだと思います」と感謝。現在はCDデビューができるかどうか、先が見えない状況であり、今後はグループ編成が変わる可能性もあるだろう。元木は「これから、俺たちどうなっていくか本当にわからないけど、ずっと一緒にいれたらいいなと思っています」と、本音をぶつけていた。

 これを受けて内村も、仕事が入らなかった期間に「勉強でいこう」と決意したと語り、「湧とか友だちに、最後の『バイバイ』ぐらいは言おうかなと思って、最後のオーディションを受けたんですよ。受けて、受かったから今があるみたいな。だから、その時にオーディションに行って良かったなって思いました」と激白。こうして、ステージに立つことが当たり前ではない、選ばれし者や、実力を見せつけた者がステップアップしていくという、競争社会の厳しさが垣間見えた今回の動画。少年忍者メンバー間の深い絆を感じ、視聴後は胸がいっぱいになった人も多いのではないだろうか。

 ファンからは「少年忍者の動画で涙が止まらない……」「うちわくコンビの手紙、泣いた。そりゃ嫉妬しちゃうよね……でも、それをバネに頑張った湧くんは偉い!」「うちわく、本当に泣けた。『嫉妬してた』って言える関係性っていいね」「檜山くんと元木くんの手紙、マジで泣けた……彼らにしかわからないことって、たくさんあるんだろうね」と、感激の声が相次いでいる。

 2本目で印象に残ったのは、小田を溺愛する北川の名言だ。本来、ターゲットの秘密や知られざるエピソードを暴露する企画のはずが、北川は「俺がね、(小田と)出会って思ったことを今から言いたいと思います。まず、朝起きるじゃないですか。朝、起きて“あ、今日も地球上に小田将聖が存在しているんだ”。この時点で、幸せな毎日が確実に約束されてます!」と、なぜか自身の愛情をアピール。内村が「生きてることがファンサね」と“ファン心”を代弁した一方、唐突な告白に対し、小田はついつい赤面していたのだった。再生回数は1本目が34万台、2本目は12万台(10月2日時点)。

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