石原さとみ、結婚のウラで「女優業は1ケタ連発」! 「何をやっても石原さとみ」が停滞の原因か?
10月1日に、一般男性との結婚を発表した石原さとみ。ネット上は、トップ女優の結婚に、祝福の嵐となっているが、一方で本業のほうは“絶好調”といえないようだ。
9月24日に最終回を迎えた石原の主演ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)は、全話平均視聴率が9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という結果に。これにより石原は、18年7月期の『高嶺の花』(日本テレビ系)の9.5%、19年7月期の『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(TBS系)の8.6%に続き、主演ドラマが3作連続で全話平均視聴率1ケタ止まりとなった。テレビ関係者らの間では、ひそかに「石原を“1ケタ女優” と指摘する声が上がり始めている」 (テレビライター)という。
「石原は大手芸能事務所ホリプロの所属。視聴率面での成績が振るわなくなってきても、当面は事務所の力で連ドラ主演の座をキープできるはずです。しかしそれでも、一時期に比べれば、人気も下降気味で、若手女優の勢いに押され気味なのは確か。女優としての方向性を大きく変化させていかなければ、 活躍の機会を失っていく可能性はあります」(同)
石原主演ドラマで、最後にヒットした作品といえば、18年1月期の『アンナチュラル』(TBS系)だろう。石原が架空の研究機関・不自然死究明研究所の法医解剖医・三澄ミコト役を演じた同作は、全話平均視聴率11.1%。最終話は13.3%を記録している。
「ミコトは陰のあるキャラクターだったのですが、石原は基本的に天真爛漫な役柄を演じることが多い。その時の演技について、一部視聴者から『なんかクドいし、イラッとくる』『力みすぎた演技が疲れる』『偽善者ぶって見える』『台詞回しがわざとらしい』などと指摘をされることが少なくない。こうした演技の特徴も、彼女が20代の頃は、『与えられた役を懸命に演じている』『フレッシュな演技』として、視聴者に受け入れられたかもしれませんが、最近では『演技がワンパターンで、バリエーションがない』『何をやっても石原さとみ』と感じる人もいるようです」(同)
石原がここからさらに一皮むけるには、まずは演技力を磨くほかないのだろう。
「主演が毎回同じような演技だと、ドラマ自体も『見たことがあるような作品』と受け止められかねない。それがここ最近、主演ドラマが1ケタ止まりの要因なのでは。石原は役者として、これから中堅からベテランの域に入っていくわけですから、今までのスタイルだけでなく、もっと肩の力を抜いた自然体で、共演者らの魅力を引き立てるような演技を心がけることも重要になっていくと思います」(同)
プライベートでは、結婚という大きな門出を迎えた石原。仕事面でも新たなスタイルを模索し、殻を打ち破ってほしいものだ。