城田優、ナベプロ退社話は「1年以上前からあった」! 「円満退社」は“奴隷契約”改善の影響か
俳優・城田優が、9月30日をもって大手芸能事務所・ワタナベエンターテイメント(以下、ナベプロ)との専属契約を満了したことが明らかになった。これを受け、ネット上にはさまざまな臆測が広がる中、城田の退社について、マスコミ関係者の間では「ナベプロの体質改善によるものでは」との声が上がっているという。
「城田の退社は、10月1日にナベプロの公式サイト上で発表され、その後、同日昼前には、城田自身も『大切なお知らせ。』として、Twitterにコメントを掲載。事務所のスタッフや仲間たちへの感謝をつづっており、ナベプロ側も『弊社は引き続き今後もサポートして参ります』と宣言していることから、“円満退所”の印象があります」(芸能ライター)
ただ、城田が今後ほかの事務所へ移籍するのか、個人事務所を立ち上げるのかなどは明かされていないため、ネット上には「急な退社だったのか?」「何かあったのかも」といった書き込みもみられる。
「とはいえ、ナベプロの後輩である志尊淳も同日にTwitterを更新し、城田に対して『環境が変わっても何も変わりません。なんか面白いことしよーねー!!』と前向きなメッセージを寄せているため、事務所と城田の関係が“こじれている”わけではなさそうです。一方で城田といえば、今年7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さんの“親友”としても知られ、三浦さんの訃報直後、音楽特番『音楽の日』(TBS系)に生出演した際は、涙を浮かべながらGReeeeNの『キセキ』(2008年)を歌唱したことが大きな話題となりました」(スポーツ紙記者)
そのため、一部では「三浦さんの急逝が関係しているのでは?」ともささやかれ、城田のナベプロ退所理由はますます注目を集めているが……。
「実は、城田の退所はここ最近出た話ではありません。少なくとも1年以上前から水面下で話し合いが行われていたそうなので、城田の決断に三浦さんの訃報はもちろん、コロナ禍などが直接的に影響したわけではないでしょう。それよりも、ナベプロの“体質”が変化したことが影響しているとみられています」(同)
ナベプロといえば、今年7月にニュースサイト「文春オンライン」で、同事務所に所属していた男性アイドルが退所した際、SNS利用や芸能活動を1年間制限する「覚書」へのサインを要求していた、と報じられている。
「昨今、芸能界ではこのような“奴隷契約”の改善が求められていますが、ナベプロに関しては、8月27日発売の『週刊新潮』(新潮社)でも、その企業体質が問題視されていました。記事によれば、ナベプロ・吉田正樹会長は公正取引委員会の委員長と同窓であるという理由から、調査が入っても“泣きつけば、懐柔できる”などと発言していたとか。そんな中、城田が契約満了にこぎつけられたということは、ナベプロがこれまで課していた退所後の活動制限などの不法な契約に縛られずに済むようなった……と考えられます」(同)
城田の芸能活動の行く末とともに、ナベプロ所属タレントたちの動向にも注目が集まる。