プレッシャーは計り知れない

『やべっちF.C.』の後番組、早くも大コケの予感? 2.5次元俳優起用の新感覚情報番組に「怒りさえ覚えてる」

2020/09/20 10:00
サイゾーウーマン編集部
『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)公式サイトより

 ナインティナイン・矢部浩之のサッカー番組 『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)が、9月末で最終回を迎える。大のサッカーファンであるMC・矢部が、国内外の選手の素顔に迫る企画などが好評だったが、2002年から約18年半続いた番組の歴史に幕を下ろすこととなった。

 サッカーに特化した貴重な全国ネットの番組だったことから、終了発表後には、ネット上でも「日本サッカー界にとって大きな痛手」「終了を撤回して」など悲痛な声があふれ返った。選手にも番組のファンは多く、元日本代表DF・槙野智章は「この番組を見てサッカー選手になりたいと思った」、同MF・中村憲剛も「プロになった時『やべっちF.C.』に取り上げてもらうことが目標でした」と、それぞれSNSに投稿している。

 多くのファンに惜しまれつつ終了する『やべっちF.C.』だけに、注目が集まったのは後継番組。このほどテレビ朝日は、『やべっちF.C.』の終了後、同枠で2.5次元俳優たちによる情報番組『ゆる系忍者隊 ニンスマン』を10月からスタートさせると発表した。

 舞台版『おそ松さん』などで知られる小澤廉、『刀剣乱舞』の糸川耀士郎、『ハイキュー!!』の一ノ瀬竜ら若手イケメン俳優が出演する同番組は、彼らが‟令和の忍者“に扮し、スマホを操ってさまざまな謎を調査し解明していくといった内容で、ドラマ、バラエティ、アニメを融合した新感覚の情報番組だという。

「同局のサイトによれば、番組制作の予算節約のために撮影もスマホで行うとのこと。海外の映像も多かった『やべっちF.C.』より、確かに予算は大幅削減できそうですが、ちまたでは早くも『大コケしそう』とささやかれています」(芸能ライター)


 ネット上では、『やべっちF.C.』視聴者の「後番組がつまらなそうで泣けてくる」「怒りさえ覚えてくる」といった嘆きや戸惑いの声も散見される。

「サッカーファン層と2.5次元俳優ファン層では、やはり重なる部分が少ないようです。視聴者層がガラリと変わり、『やべっちF.C.』の終了に納得できていない視聴者が、アンチ化しそうな気配もあります。また、一般での知名度はまだ低いキャストばかりで、かつ企画も今のところぼんやりとしているため、『すぐ終わりそう』『次の番組が決まるまでのつなぎ?』といった声も出ているんです」(同)

 人気ご長寿番組の後継番組には、こういった反応が付き物ともいえる。“令和の忍者”たちは逆風をはねのけることができるだろうか。

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最終更新:2020/09/20 10:00
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