「NiziUのゴリ押しやめて」「逆に嫌われる」一部ファンも抗議! 日テレ『今くら』『マツコ会議』怒涛の売り出し
韓国大手事務所・JYPとソニーミュージックによるオーディション番組『Nizi Project』(Huluで配信、一部日本テレビ系で放送)から鳴り物入りで誕生したガールズグループ・NiziUに対し、ここ最近ネット上で「ゴリ押しが目に余る」との声が上がっている。
NiziUは同オーディションで選出された10代の日本人メンバー9人で構成され、今秋正式デビュー予定。それに先駆けて配信されたデジタルミニアルバム『Make you happy』は、国内音楽配信サイトでiTunes 総合トップアルバム・ランキング1位をはじめとした64冠、全世界音楽配信サイトでiTunes J-POPランキング1位など109冠を達成するなど、破竹の快進撃を見せている。
日本テレビは、そんなNiziUを猛プッシュ中で、オーディション時から朝の情報番組『スッキリ』でたびたび特集が組まれているほか、『今夜くらべてみました』でも大々的にフィーチャーされ、9月9日放送回には、メンバー・マコの姉も出演。さらに9月12日放送の大型音楽特番『THE MUSIC DAY』では、「Make you happy」のテレビ初歌唱を、番組の目玉として扱っていた。
「『THE MUSIC DAY』では、ほかのアーティストに比べ、NiziUの持ち時間がやたら長かったことから、違和感を抱く視聴者が少なくなかった様子。さらに、同番組の後に放送された『マツコ会議』にも、NiziUのプロデューサー・J.Y.Parkが出演し、MCのマツコ・デラックスに質問される形で、『Nizi Projectを始めたきっかけ』や『新人育成で心掛けていること』などを話していました。日テレが今NiziUの売り出しに全力投球しているのは、誰の目から見ても明らかでしょう」(芸能ライター)
しかし、そんな日テレの“鼻息の荒さ”に辟易としだしている者も少なくないようだ。SNSでは、「日テレのゴリ押しムカつく」「不愉快」といった声が飛び交っているほか、ファンからも「NiziUは好きだけど、ゴリ押しにはあきれる」「この取り上げ方は逆に嫌われてしまう」などの嘆きも多数見受けられた。
「NiziUファンを自称する芸能人は多く、その代表格は指原莉乃。MCを務める『今くら』で、『Make you happy』のダンス動画を披露し、話題になったこともあります。そのほか、DAIGOや高橋メアリージュン、ハリセンボン・近藤春菜もファンだといい、さらに先日の『マツコ会議』において、マツコもNiziUに興味を示していることが発覚しました。しかし、これも日テレの差し金で、『ファンだと言わせているのでは?』と訝しがるネットユーザーも散見されます」(同)
とはいえ、NiziUが現在、若者を中心に人気を博しているのは事実だろう。今後、国民的アイドルに成長する可能性はあるのだろうか。
「NiziUメンバーは二重国籍のニナを含め、全員日本人ですが、韓国発アイドルだけに、ファン層はK-POPファン……特にTWICEファンとかぶるとみられ、実際に、双方のファンを自称する人も多い。ただ、韓国発アイドルは、若者が熱狂する一方、中高年の男性はまったく興味を示さないという傾向があり、その中で、NiziUが今後どこまで知名度を上げていくのかは未知数。日テレのゴリ押しが、もともとの支持層ではない視聴者に煙たがられなければいいのですが……」(同)
厳しいオーディションを勝ち抜いたメンバーだけに、その実力は十分なはず。あからさまなゴリ押しで、日テレが彼女たちの足を引っ張ることだけは避けてほしいものだが……。