三浦春馬さん、「他殺説」まで飛び交う事態に……アミューズが「臆測」「デマ情報」に法的措置示唆
きょう9月15日より、故・三浦春馬さんが出演する連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の放送がスタートする。これに先駆け、前日の14日には、三浦さんが所属した芸能プロダクション・アミューズのサイト上に「当社所属アーティストや関係者への誹謗中傷、デマ情報、憶測記事、なりすまし等について」という見出しで長文のメッセージが掲載され、ネット上ではさまざまな反響を呼んでいる。
三浦さんは7月18日、自宅で急逝。その後、アミューズは四十九日を迎えた今月4日、自死であったことや遺書の存在についてなど、三浦さんの死に関する詳細な文書を発表。その上で、根拠のない誹謗中傷等を控えるよう、サイト上で呼びかけていた。
「そして、14日に新たに公開された文書には、所属タレントや関係者に対する度を超えた誹謗中傷、デマ情報の拡散、過度な臆測記事の掲載、私生活への介入を伴う取材行為、なりすまし行為などに対し、法的措置を取るといった内容がまとめられており、具体的なタレント名は書かれていませんでしたが、SNS上では、三浦さんの死をめぐり、臆測が飛び交う状況に注意喚起を行ったのではないかといわれています」(スポーツ紙記者)
というのも、先頃から、三浦さんの死に関する“陰謀論”が、ネット上を中心に拡散されているのだという。
「匿名の人物が、三浦さんの『死の真相』などと銘打った情報をネット上で発信し続けているんです。ほとんどが誤った内容ではあるものの、中には真実として受け止めてしまう者もいるようで、SNSには現在、三浦さんは“自殺ではなく他殺だった”とする書き込みが乱立しているような状況なんです」(同)
メディアやアミューズには、“他殺説”を信じた一般人からの「真実を明かしてほしい」といった要望が日々届けられているのだという。
「警察や事務所、マスコミが、芸能人の死因を捻じ曲げるなど、荒唐無稽すぎる話。事務所関係者は、三浦さんのファン同士が、死因をめぐってネット上で言い争いをしていることに頭を悩ませているようです」(テレビ局関係者)
著名人の自殺に際し、驚きと悲しみとともに、「なぜ?」と疑問が生じてしまうのは致し方ないだろうが、今回アミューズから発表された文書により、一部の暴走するファンが冷静になってくれることを祈りたい。