呪われているかのように修羅場の連続! 『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』終了が歓迎されるワケ
現地時間9月17日に放送が始まる『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』シーズン19を心待ちにしている世界中のファンに、8日、衝撃が走った。番組の看板娘であるキム・カーダシアン(39)とクロエ・カーダシアン(36)、そして一家の女帝で娘たちのマネジャーを務める母親のクリス・ジェンナー(64)が、SNSで番組が終了することを発表したのだ。
3人は、インスタグラムに「私たちの素晴らしきファンへ」という出だしの声明文を投稿。
「残念なことですが、家族全員で『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に、さよならを告げる、苦しい決断を下しました」
「14年間、20シーズンにも及ぶことになるこの番組を、何百話、いくつものスピンオフ番組を生み出したこの番組を、見てくれたみなさんには、言葉にできないほど感謝しています。良い時も悪い時もありました。幸せや涙があり、そしてたくさんの人間関係、たくさんの子どもたちが生まれました。私たちは、この素晴らしい思い出と、この道のりの中で出会った数えきれない人々を永遠に大切にしていきます」とつづった。
続けて、この番組を制作し、シリーズとして放送することを決めた製作総指揮者のライアン・シークレストをはじめ、放送と制作に関わった全ての人たちに感謝の意を述べた上で、「最終シーズンは来年、2021年の初めにオンエアされます」と発表。
キムは、「『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』なしでは、今の私は存在しません。信じられないことの連続だったこの14年間、私や私の家族を見て、応援してくれた皆さんに心から感謝します。この番組が、今の私たちを作ってくれました。私たちのキャリアを形作り、私たちの人生を永遠に変える役割を担ってくれた全ての方々に、生涯の恩を感じています」「愛と感謝を込めて、キム」と締めくくり、クロエは、「私たち、みんなのこと大好きだよ!」「クリス、コートニー、キム、クロエ、ロブ、ケンダル、カイリー、スコットより」という言葉で結んだ。
クリスは、ほぼキムと同じ内容だが、最後に「クレイジーすぎる私たちの人生に参加してくれたみんな、ありがとう!! 私たち、みんなのことを愛しているわよ。クリス」という言葉で声明文をまとめた。
前シーズンで番組を降板したコートニー・カーダシアン(41)、シーズン14で降板したロブ・カーダシアン(33)、今も準レギュラーとして出演しているコートニーと3人の子どもをもうけた元パートナーのスコット・ディシック(37)はインスタグラムに何も投稿せず。キムの夫で、2カ月前の独立記念日に、11月に開催される米大統領選への突然の出馬表明を行ったカニエ・ウエスト(43)は、Twitterを頻繁に更新しているが、今のところ番組終了に関して何のコメントも出していない。
彼女たちは17年に、番組を放送している米ケーブルテレビ局「E!」と推定1億ドル(約100億円)前後で3年間契約を結んでおり、その契約は20年末に満了となる。局からの更新オファーはあったものと思われるが、それを断る形で番組を終了させることになったとみられている。