『嵐にしやがれ』“後枠”めぐりジャニーズファン紛糾! 「King&Princeに譲って」要請に嵐ファンから怒りの声
2020年末をもって活動休止に入る嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が、同12月に最終回を迎えることが明らかになった。ネット上では視聴者から悲しみの声が続出している一方で、ジャニーズ事務所の後輩グループを応援するファンが「後番組はKing&Princeでお願いします」などと“便乗”。これを受け、嵐ファンは「嵐が10年間も守ってきた枠を簡単にほかのグループに渡さない」と、怒りを露わにしている。
同番組は、10年4月にスタート。17年3月までは土曜午後10時台に放送されていたが、同年4月より土曜午後9時台に移動し、現在に至る。嵐の活動休止に伴い、レギュラー番組の行く末に注目が集まる中、9月10日にオンラインで行われた日本テレビの10月期改編説明会で、『嵐にしやがれ』は年内に終了予定であることが明らかに。田中宏史編成部長は「年末のフィナーレに向けて、スペシャルな内容をお届けしたいと思います」とコメントしつつ、来年1月以降の新番組については「調整中」とコメントしたという。
この報道をきっかけに、一部ジャニーズファンから「『嵐にしやがれ』の後枠は後輩グループが引き継ぐのが妥当」「『嵐にしやがれ』の後は、同じジャニーズの後輩が受け継いでほしい」といった声がSNSに上がり、またKing&Princeファンは「『嵐にしやがれ』の枠をキンプリに譲ってください。彼らは実力も人気もあります!」「『嵐にしやがれ』の後番組がキンプリに来ますように。冠番組をください!」と息巻いている。
「キンプリは情報番組『ZIP!』(同)内にレギュラーコーナーを持っているものの、デビューから2年がたった今でも、単独の冠番組がないんです。6月10日発売の5thシングル『Mazy Night』は発売初週51.8万枚、9月2日発売の2ndアルバム『L&』も初週55.5万枚(どちらもオリコン調べ)を売り上げるなど、数字の面では申し分ない結果を出しているだけに、ファンは『そろそろ冠番組がほしい』『キンプリはめちゃくちゃCD売ってるのに、なんで冠番組ないの?』と嘆いています。また、嵐より後輩のKis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWESTをはじめ、今年1月に同時CDデビューを果たしたSixTONESやSnow Manのファンからも、『枠を譲ってほしい』といった声がわずかに上がっていました」(ジャニーズに詳しい記者)
しかし、多くの嵐ファンはこうした声に嫌悪感を抱いているようで、ネット上には「嵐メンバーの誰かが番組を引き継いでくれたらいいな。なんでもかんでも後輩に譲らないで」「お願いだから、ほかのグループのファンは黙ってて。嵐がずっと頑張ってきた枠なんだよ?」「『枠譲れ』とかデリカシーなさすぎ。そもそも冠番組って、本人たちが頑張って勝ち取るものだろ」「『嵐にしやがれ』が終わるって聞いた瞬間、後輩グループのファンが“次”の話しててムカつく。こっちは番組終了がつらいのに……」などと、手厳しい意見が相次いでいる。
ちなみに、SMAPの解散とともに16年12月をもって幕を閉じた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の場合は、翌年1月にフットボールアワー・後藤輝基、フリーアナウンサー・田中みな実、歌手・DAIGOがMCを務める『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』として後番組がスタート。ところが、視聴率は低迷し、17年12月25日に最終回を迎えている。次の『世界の村のどエライさん』も1年未満で終了してしまい、18年10月から現在までは『新説!所JAPAN』を放送。いずれも、メイン出演者にジャニーズタレントは参加していない。
嵐の後番組が、どのような内容になるのかは現時点では不明だが、日テレの動きにジャニーズファンの注目が集まっている。