TOKIO・松岡昌宏、神木隆之介を泣かせていた!? ドラマ『高校生レストラン』撮影裏話を明かす
TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が8月9日に放送され、ゲストとして俳優・神木隆之介が登場した。
オープニングでは、今年デビュー25周年を迎えたという神木に、松岡昌宏が「(TOKIOと)変わんねえじゃん!」とツッコむと、国分太一も「大ベテランですよ!」と驚きの声を上げていた。芸歴が長い分、神木はTOKIOメンバーとも関わりが深く、長瀬智也とは2001年放送のドラマ『ムコ殿』(同)で共演。当時、神木は8歳だったといい、長瀬は「小さかった」「可愛かったよ~」と振り返っていた。
2人は、長瀬が地獄の赤鬼ロッカーを演じた映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16年)で再共演を果たしており、「一緒に世田谷のスタジオで、実際に演奏をしたり……」と神木に話を振られた長瀬は、「そう! 普通のバンドスタジオに入って、みんなで歌を合わせるっていうね」と、うれしそうに語っていた。神木は「楽器を持って何かを表現することがなかったんで、すごく楽しかったですし、フェスも一緒に『地獄図(ヘルズ)』で出て……」と、劇中バンドで野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL 2016」に出演したことにも触れ、「忘れられないですね、あの経験は」と熱弁。すると長瀬も、「なかなか役者さんじゃね、フェスのステージで演奏するって、なかなかないからね」と感慨深げに共感していた。
そんな長瀬に対し、松岡が「あの格好でやったんでしょ? 鬼の格好で。俺見てたもん、テレビで。すげー! と思って」と明かす場面も。鬼役を演じた長瀬は、人間の高校生役だった神木に比べ、現場の入り時間が早く、毎回メイクに2時間ほどかかっていたそう。「(神木は)『ちぃーす!』なんて言いながら来てましたけど、こっち2時間くらいかけて(メイクを)やってますから」と、当時を思い出して苦笑いを浮かべていた。
また、神木は、11年放送のドラマ『高校生レストラン』(日本テレビ系)で松岡とも共演しており、最終回の卒業式のシーンについて、教師役を演じていた松岡は「アドリブで全部やった」と告白。神木は、「松兄がセリフじゃないこと言い出して。僕、特にボロ泣きするような役でもなかったけど、すっげえボロ泣きしてて……」といい、セリフをまともに言えなくなってしまったそうだ。松岡は当時、「皆が役を作ってやるの、もういいんじゃない? こんだけみんな頑張ったんだから」という思いから、アドリブでの撮影を思いついたといい、「監督だけに言って。で、生徒がみんな熱くなってくれて。生徒も泣いて俺も泣いて、いいシーンできたと思って、パッと横見たら、(町役場職員役で出演していた)伊藤英明が鼻水出しながら泣いてた」と暴露。神木も当時を思い出したように深く頷いていた。
なお、神木は1996年放送のドラマ『東京卒業』(TBS系)で、国分の幼少期を演じたこともあるそう。この日の放送に視聴者からは、「めちゃめちゃTOKIOと共演してるじゃん神木くん」という驚きの声のほか、「長瀬君が神木君のことを『りゅう』って呼ぶのいいね」「『高校生レストラン』懐かしすぎる……」「TOKIOのみんな、お兄ちゃんみたい。神木くんに優しくてほっこりした」という声が集まっていた。