フジの月9がやらかすやつ

多部未華子『私の家政夫ナギサさん』特別編、クレームの嵐! 「ほぼダイジェスト」「期待して損した」と視聴者がっかり

2020/09/09 18:18
サイゾーウーマン編集部
『私の家政婦ナギサさん』(TBS系)公式サイトより

 多部未華子主演のドラマ『私の家政婦ナギサさん』(TBS系)の2時間スペシャル版『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編』が9月8日に放送。平均世帯視聴率は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、その内容にネットでクレームが寄せられている。

 『私の家政婦ナギサさん』は、家事と恋が苦手な製薬会社勤務のキャリアウーマン・相原メイ(多部)が、おじさん家政夫・鴨野ナギサ(大森南朋)を雇うことから始まるラブコメディ。四ツ原フリコ氏による漫画『家政夫のナギサさん』(NTTソルマーレ)が原作で、第1話の平均世帯視聴率が14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、TBS系の火曜ドラマ枠初回視聴率の歴代最高を記録して話題に。9月1日に放送された最終回の平均世帯視聴率も19.6%と好成績をたたき出した。

「同ドラマは、多部演じるメイの個性的でおしゃれな衣装に注目が集まり、また大森演じるスーパー家政夫・ナギサの穏やかな振る舞いが、視聴者から『癒やされる』『かわいい』と大絶賛された大ヒット作。最終回でメイとナギサは結婚し、特別編では夫婦となった2人のその後が描かれると告知されていたのですが、実際には本編のダイジェストに近い内容でした。そのため、ネット上では『結局、総集編じゃん』『物足りない』『期待して損した』など、不満の声が噴出したのです」(芸能ライター)

 人気ドラマの特別編が放送されることは珍しくないが、“特別編”と謳いつつもダイジェスト版のような内容を放送した場合、当然ながら視聴者からは批判が集まりやすくなる。

「昨年4月期の『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』、7月期の『監察医 朝顔』(ともにフジテレビ系)は、最終回の次週に特別編が放送されたものの、ドラマ本編の映像を使い回すシーンが目立っていたことから、ガッカリした視聴者も多かった様子。一方、昨年10月期の『シャーロック』(フジテレビ系)の特別編は、本編を振り返る一方、新しいシーンを盛り込みつつ、視聴者が気になっていた謎を残すという演出だったために、ファンからは『続編に期待したい』という声も寄せられていたようです」(同)


 『私の家政婦ナギサさん』の特別編は、コロナ禍の影響でドラマの撮影スケジュールが狂ってしまい、穴埋め的に放送されたということも考えられる。とはいえ、特別編と銘打ったダイジェスト版を乱発してしまうと、ドラマファンを中心とした視聴者を敵に回す危険性もあるだろう。

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最終更新:2020/09/09 18:18
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