サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」安室奈美恵「2021年9月復帰」報道と木下優樹菜バッシングに見る、芸能マスコミの“不条理” コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第522回】 安室奈美恵「2021年9月復帰」報道と木下優樹菜バッシングに見る、芸能マスコミの“不条理” 2020/09/08 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り!安室奈美恵 タピオカ店オーナーに直撃した木下優樹菜記事 一方、弱いものには徹底的に食いつくのも芸能マスコミ。今年7月に芸能界を引退した木下優樹菜について、同じ「週刊女性」が手厳しい。 9月1日、公式インスタグラムを開設した木下だが、このことを端緒にいまだ続くタピオカ訴訟について記事にしている、というか蒸し返している。 これまでのタピオカ問題を最初から振り返り、活動休止、離婚、不倫疑惑、引退までを詳述。そしてタピオカ店オーナーとの裁判の進行具合を記した上、オーナーに直撃! 「私は真実を明らかにしたいだけ」というコメントも引き出した。極め付けはタイトルだろう。オーナーは「週女」の直撃取材に「裁判で嘘を暴いて、真実をハッキリさせたいと思って提訴しました」と語ったのだが、それを「嘘つき素顔を暴きたい!」と意訳しているのだから。 いや〜激しい(笑)。それもこれも、木下が引退の際、所属事務所だった「プラチナム」が木下を切り捨てるようなコメントを出したからだろう。しかもこの事務所は“芸能界のドン”率いるバーニングプロダクション系列だったから。もうお墨付きがあるから、書きたい放題! そもそも、タピオカ騒動が持ち上がった当初、ネットで炎上しているのにマスコミはほとんど騒動に触れず、木下が芸能活動自粛を発表すると、急に騒動のことを報じ始める。さらに芸能界引退となると大バッシング! それは木下が芸能界を引退しても続いているのだ。 同じく引退した安室と比べるのはどうかとは思うが、それでもこの扱いの差だ。強者の言いなりになって、あるときは口をつぐみ、あるときはバッシングに精を出す。不条理な芸能マスコミ、だ。 「女性自身」が重大な疑惑記事を掲載している。政権を投げ出した安倍晋三首相だが、相方の安倍昭恵夫人が最近になって頻繁に首相官邸に姿を現すという。その理由が、「文書破棄」になるのではというのだ。 政治評論家の有馬晴氏が解説しているのだが、官邸には昭恵夫人関連の資料がファイリングされ、その中にはおそらく森友学園関連書類もある。昭恵夫人の所有書類ゆえ、官僚は勝手に破棄できない。その確認、破棄のために通っているのでは、というのだ。 大変だ! 阻止できないのか!? この疑惑をもっと掘り下げてほしい。「女性自身」。 前のページ12 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2020/09/08 21:00 楽天 namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜 (東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ)(通常盤)【Blu-ray】 嵐もこのスピードで復活してほしい 関連記事 嵐・櫻井翔、「年内結婚説」浮上で気になる結婚相手と“二股疑惑”のアノ女性山下智久とKAT-TUN・亀梨和也を擁護するため、未成年女性を責め立てる「女性セブン」山下智久と亀梨和也、事務所における立場の違いを表す「週刊女性」の不自然な記事唐田えりかの「復帰」「復縁」の可能性を批判的に報じる「女性セブン」――芸能界の“差別的”体質東出昌大と離婚した杏を、佐々木希と比較して悪意的に報じる「週刊女性」 次の記事 前代未聞のFCメールにファン騒然 >