藤岡弘、家族総出の「ファミリーチャンネル」開設から4カ月……芸能界、“登録者4,000人台”YouTuberを調査
8月27日の記事にて、なべおさみのYouTubeチャンネル『なべおさみチャンネル』の登録者数が417人であることを報告した。そして、9月9日現在の登録者数は424人。なんと約2週間で7人しか増えていない計算になる。YouTube隆盛の令和において、これはもう奇跡である。
さて、今回はそれよりはまだ支持者が多い、YouTubeチャンネル登録者4,000人台の芸能人を独自調査してみた。まず目に飛び込んだのは、近頃、家族出演を増やしている初代・仮面ライダーこと藤岡弘、だ。
長女・天翔愛、長男・藤岡真威人、次女・天翔天音、三女・藤岡舞衣と4人の子どもたちが全員芸能界入りしている藤岡家。もともと藤岡は、自分が父親であることを子どもたちの周囲に悟られないようにしていたという。しかし、「令和の新しい時代になり、新しい一歩を踏み出そう」という理由で、今年から家族関係を解禁。自身が父親であることを明らかにした上で、2月には早くも家族だけが所属する芸能事務所を立ち上げている。
そんな藤岡のYouTubeチャンネル『藤岡弘、ファミリーChannel』はスタートから4カ月たった9月9日現在、登録者数は4,470人。チャンネルのテーマ「家族で語ろう!」の通り、 藤岡が末娘に対して、アマゾン最恐生物を語り聞きかせて怖がらせたり、「父の日」には、長女がプレゼントとして自分の大好きな童謡を歌ったりと、まさに「藤岡ファミリー」を感じられる動画になっている。なにより、子どもたちが父親を尊敬していることが感じられ、ひたすら微笑ましい。ただ、当然ながら全動画に藤岡が登場するだけに、延々と見ていると暑苦しさが否めないが……。
続いては約8年前、料理研究家・園山真希絵と冨永愛と二股をかけたことで知られる俳優、塩谷瞬。2012年に報じられたこの二股交際は、塩谷が双方に結婚の話を持ち掛けていたことが発覚して大炎上した。
しかしその経歴は、02年の『忍風戦隊ハリケンジャー』(テレビ朝日系)のハリケンレッド役でデビュー、05年の映画『パッチギ!』に主演し、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞まで獲得している、れっきとした実力派俳優だ。
さて、そんな塩谷はYouTubeチャンネル『塩谷 瞬- shunshioya official -』を3カ月前からスタートさせて、登録者数は9月9日現在、3,860人。コロナ禍で「うたつなぎ」がはやったとき、出世作『ハリケンジャー』で共演した俳優たちと主題歌を歌った動画は35万回以上を稼いだが、ほかはせいぜい、数千回が“関の山”。
異色なのは、8月5日公開の動画だ。なにを血迷ったのか、自己幹細胞培養という、自己培養した幹細胞を注射するというアンチエイジングを受ける様子を撮影し、公開している。彼はどこへ向かおうとしてるのだろうか。
最後に、一発屋芸人のチャンネルをチェックしてみよう。「なぁ~にぃ? やっちまったなぁ!」でおなじみのクールポコ。は、4月から『クールポコ。TV』なるチャンネルを開設し、登録者数 は9月9日現在、4,830人。当初は「Zoomドッキリ」をやってみたり、アイスクリームのホームランバーで「一発屋芸人なら奇跡の確率でホームラン当たり出る説」を検証していたが、これらが全て数百回という、目も当てられない結果に終わっている。
その後、何を思ったのか「やっちまったなぁ!」を言う小野まじめのほうではなく、目立たない相方・せんちゃんがひたすらゲーム実況をしている動画が70本も配信されていることが判明。しかし、これが時には1万回に届くこともあるのだ。彼らの胸中は知る由もないが、せんちゃんを、こんなに多く見られるのは間違いなくYouTubeだけだ。
ちなみに、真相のほどはわからないが、狩野英孝はYouTubeでのゲーム実況から人気が再燃していると聞く。クールポコ。も後に続いてほしいものだ。
(後藤壮亮)