声優業界、事務所の「セックス要員」に関係者から呆れた声……「女子生徒に目星をつける」手口とは?
プロの声優になるための第一歩として、「養成所」に入所するという方法が浸透してきた。大手声優事務所直営の養成所はもちろんだが、最近は人材育成に力を入れている小規模事務所が増えてきたため、声優志望者の選択肢も非常に広がっている。しかし、中には悪質な経営をする養成所が増えてきているという。
「よくうわさに聞くのは、『経営者の食い散らかし』ですね。小規模事務所では、経営者が養成所に入所している女子生徒に目星をつけ、気に入った生徒を自分の事務所に所属させて“枕営業を要求する”……というケースが頻発しているとか。もちろん、きちんと経営者然とした人がほとんどですが、立場を利用して悪事をはたらく輩は業界内でも目立つため、すっかり呆れられていますよ。声優業界は非常に狭くて閉鎖的な業界ですので、へたなことをすれば、一気に話が広がりますからね。それに、そういった経営者がいる事務所はたいてい“弱小”というところも、失笑を買う一因でしょう」(声優業界関係者)
実際、被害生徒たちが告発して問題が明るみになることはないのだろうか?
「そういった経営者たちは悪知恵が働きますから、自分と男女の関係になれば、『いつかチャンスが巡ってくる』と信じてしまうような従順な生徒だけを選ぶようですよ。そうやって選ばれた研究生は、彼らにとって『セックス要員』でしかなく、弱小事務所が多いために、新人声優に仕事が回せるほどの案件を抱えていません。事務所に所属していても声優仕事がもらえず、生活のためにアルバイトを辞めることもできない。なおかつ経営者には好き放題に扱われるのですから、数年で退所してしまう研究生は少なくないそうです」(同)
声優という職業が人気職になってきているからこそ、夢見る者を食い物にする輩は今後も増加していくだろう。養成所を選ぶ生徒側にも注意する意識が必要だ。