『東大王』人気で“東大生タレントブーム”も……「同級生が週刊誌にタレコミ」スキャンダルの予兆
8月31日発売の「週刊ポスト」(小学館)が、テレビ業界で“東大生タレント”の起用がブームになっていると報道。実際、クイズ番組『東大王』(TBS系)をはじめ、各局で東大生タレントをキャスティングした番組が多数放送されているが、マスコミ関係者の間では「“東大生スキャンダル”にも注意が必要」と、ささやかれているようだ。
「記事によると、東大生タレントはスポンサー受けが良く、その上ギャラは比較的安く済むといった理由から、テレビ業界で重宝されているそう。そんな東大生タレントの『パイオニア的存在』と言われている伊沢拓司は、実際、すでにクイズ番組以外のバラエティにも引っ張りだことなっているんです」(テレビ局関係者)
また東大生タレントは、業界内だけではなく、一般視聴者からの人気も博しているのだとか。
「特に高齢の視聴者層は、『東大』や『高学歴』といったワードに惹かれる傾向がある。テレビ局にとって東大生タレントは、使い勝手がいいだけでなく、視聴率も稼いでくれる“オイシイ存在”なんです」(同)
しかし一方で、東大生タレントがはやり始めるとほぼ同時に、彼らのスキャンダルが頻出するようになったことも見逃せない。
「昨年6月発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、『頭脳王』(日本テレビ系)に出演していた東大生タレント・河野玄斗が、出会ったその日に肉体関係をもった女性を妊娠させていたとスクープ。しかも、女性から妊娠を告げられると『認知はできるけれども生むのは難しい』『今はまだ脳が発達していないから生きているものではない』などと女性に伝え、中絶させていたといい、ネット上には大きな衝撃が走りました」(週刊誌記者)
また、同7月の「文春」でも、当時『東大王』に出演していた東大生タレント・水上颯の“妊娠中絶トラブル”が報じられた。
「2018年に女性への強制性交容疑で逮捕され、今年1月に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が下ったYouTuber・稲井大輝も、一時期『2014年ミスター東大ファイナリスト』としてメディアに登場し、東大生ブームの火付け役とされる番組『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)にも出演していました。このように、さまざまなスキャンダルや事件が勃発している様子を見ると、テレビ局が『東大生』という肩書に飛びつき、次々と起用するのは、大変危険だと感じますね。東大生タレントがはやっていることに目をつけ、週刊誌にプライベートのネタを売り込む同級生なども増えているそうですし……」(同)
「ポスト」には、東大生タレントを「金脈」と表現する関係者のコメントも掲載されていたが、実は「諸刃の剣」なのかもしれない。