「お前、友達いないだろ!?」人気コスプレイヤーが遭遇した、「ファッションメンヘラ」の実体験被害エピソード
カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!
こんにちは、椎名蜜です。突然ですが、この連載も次回で最後となります……! ということで、私がコスプレ界で学んだことをお伝えして、締めくくりたいと思います。それは、「メンヘラと付き合うな」ということです。コスプレとなんの関係があるのかと思うでしょうが、実際、私は多くの“メンヘラコスプレイヤー”と出会いました。
ここで言う「メンヘラ」とは、基本的に“ファッションメンヘラ”のこと。体調が悪いことをSNSでアピールしてくる(黙って寝てろ!)、夜中に大量の「今から死ぬ」LINEが届く(もちろん翌朝も元気)など、個人的には、そうした行為をとる人が“ファッションメンヘラ”だと認識しています。「かまってちゃん」ともいえるでしょう。
優しい人は「私がなんとかしてあげないと」と思うかもしれませんが、それが終わりの始まり! 「メンヘラと一緒にいると、こっちまでメンタルがやられる」というのが、私の経験です。ということで、身近にいたメンヘラのことを思い出しながら、その特徴をまとめてみました。「こんな感じの人が近くにいたら、ちょっと気をつけよう」くらいの気持ちで見てください。
やたら“自撮り”をする
今や自撮りは当たり前な時代ですが、度を超えた自撮りをする人は「かまってちゃん」度が高く、メンヘラの可能性も高いように思います。とにかく自分の話しかせず、こちらの話は聞こうとしなかったり……。SNSに自撮りを投稿しまくるタイプの人も、メンヘラが多かった印象です。ちなみに、このタイプは一般人であっても“ファン”を抱えていることがあり、味方をつけるのもうまいので、敵に回すと一番厄介なので気をつけましょう。
私は、まさにこのタイプのコスプレイヤーと仲良くしていた時期があります。彼女は私と一緒に食事に来ているにもかかわらず、自撮りを撮りまくってTwitterやインスタグラムに投稿していました。すぐにファンから反応があり、チヤホヤされるのがうれしかったようで、ご飯も食べず、レスを返すのに夢中……。もちろん私は放置状態なので、「お前、友達いないだろ!?」と思いつつ、そのまま疎遠になりました。ちなみにこの子、帰り際にいつも「寂しい~」とか言って泣くんです。必要としてくれるのはうれしいけど、重かったなあ……。
SNSを更新しすぎる&「大丈夫?」待ち投稿
四六時中Twitterでつぶやいていたり、夜中から朝方までSNSの更新が止まらない人、たまにいますよね。もちろん、お仕事の関係でそういう時間帯に活動している人もいますから、一概には言えませんが、ここで見分けるポイントが一つ。それは、「ああ、具合悪い……」といった感じで、誰かから「大丈夫?」と“言われ待ち”みたいな投稿する人。経験上、これはメンヘラ度90%です。こういう人はなぜか、予定をドタキャンしたり、遅刻する確率が異常に高い。私が今まで出会った人は、ほぼ全員そうでした。
こうしてまとめてみると、ネットやSNSに依存している人、特にコスプレイヤーは、メンヘラ率が高いのかもしれません。ネットがメンヘラを作るのか、コスプレイヤーにメンヘラが多いのかはわかりませんが、どちらにしても、リアルな人との交流は大切ですね。
後編では、メンヘラコスプレイヤーが好みがちなキャラクターをご紹介します。なお、すべて椎名の独断と偏見ですので、いろいろとご了承ください!