木村文乃主演ドラマ『七人の秘書』が「地味キャスト」!? テレ朝の“七人シリーズ”にうんざりの声も
8月25日、女優の木村文乃が10月期の連続ドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)で主演を務めることがわかった。しかし、ネット上では「演技ヘタのなのに主演?」「面白くなさそう」と冷めた声が飛び交っている。
『七人の秘書』は、同局の人気シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』や、今年13年ぶりに復活した『ハケンの品格』(日本テレビ系)を手掛けた中園ミホ氏が脚本を担当するオリジナルドラマ。表では銀行や警視庁、大学病院で要人に仕える秘書たちが、裏では理不尽だらけの日本社会を操り、社会的弱者を救う“影の軍団”として暗躍し、権力や金にまみれた“上級国民”に鉄槌を下す痛快なストーリーになるという。
「木村は、銀行の常務秘書である主人公・望月千代を演じますが、ネット上ではさっそく『主演には不向き』『脇役のほうが向いてる女優だと思うんだけど』『主演が微妙……』など不満の声が上がっています。そのほか、広瀬アリスが銀行頭取秘書、菜々緒が警視庁警務部長秘書、元AKB48の大島優子が都知事秘書、韓国女優のシム・ウンギョンが大学病院の病院長秘書として出演が発表されているものの、『旬な女優が一人もいない地味キャスト』『このメンバーだから木村文乃が主演なのか?』と皮肉めいた声も聞こえてきています」(芸能ライター)
また、『七人の秘書』というタイトルについては、「7人ってつくドラマ多くない?」「なんでいつも7人くくりなの?」と疑問が噴出している。
「1954年公開の映画『七人の侍』や61年に放送がスタートしたドラマシリーズ『七人の刑事』(TBS系)など、『七人』がつく作品は昔から存在しています。テレ朝でも、91~97年に連ドラ『七人の女弁護士』シリーズが放送されており、現在は、2015年からシリーズ化されている東山紀之主演の連ドラ『刑事7人』を放送中。そのため、ネット上では『テレ朝は7(七)人シリーズが好きだな』との指摘も多く見受けられます。いずれのドラマもシリーズ化されていることから、テレ朝は今回の『七人の秘書』もシリーズ化を狙っているのかもしれませんね」(同)
しかし、中園氏が脚本を手掛け、8月5日まで放送されていた『ハケンの品格』は、初回こそ視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したものの、最終回では12.6%と数字を落とし、全8話の平均視聴率は12.7%と前作の20.2%には遠く及ばない結果に。視聴者からは「ガッカリの展開」「こんなことなら続編いらなかった」「続編を期待してたのがバカみたい」と厳しい声が続出していたため、「『七人の秘書』があるから『ハケンの品格』を手抜きしたのではないか」といった指摘も寄せられている。
脇を固めるキャストには、室井滋、江口洋介らベテラン俳優も名を連ねている『七人の秘書』。果たして前評判を覆すことはできるだろうか……。