KinKi Kids・堂本剛、SMAPの楽曲を熱弁! 「文化というか、カルチャー」「高い評価するべき」と主張のワケ
KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が8月24日深夜に放送され、この日は堂本剛が登場。SMAPの楽曲について熱く語る一幕があった。
きっかけとなったのは、7月29日に放送された音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)に関するリスナーからのメール。剛は豪華アーティストが選ぶ「歴代ジャニーズNo.1ソング」の企画で「硝子の少年」(1997年)を選出しており、その理由について「ジャニーズの歴史を考えたときに、あの時代にはやってた音楽とは真逆の方向いってるし。マイナーコードで。あの感じをデビュー曲に持ってきたっていう歴史はすごいかなって思ったんですよね」と、ラジオで語った。
また、剛は現在、自身がジャニー喜多川氏に勧められて音楽を作っていることについて「普通に考えてすごいこと」と一言。ジャニーズアイドルが歌う楽曲といえば、恋愛に絡んだ歌詞や明るい曲調が多いとしつつ、自身は「命とか愛というものをテーマにして、ジャニーズっていう歴史の中で曲を作り続けてる」とのことで、「ちょっといい意味で頭おかしい」と自虐を交えていた。
また、これまでのジャニーズの楽曲について、剛は近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」(82年)を「名曲」「やっぱり近藤真彦ってところがあって、そこがやっぱりしびれる」と絶賛。さらに、「SMAP兄さんの楽曲っていうのは僕、基本どれも好きです」といい、「ジャニーズっていう歴史の中で、やっぱりSMAPっていう音楽がやっぱり来ますよね。近藤真彦という音楽があるのと同じ。もう、だから文化というか、カルチャーというか」と強い思い入れがあるよう。
SMAPの楽曲を「時代にすごく合ってるということが多い」「時代の風に呼吸のひとつとして溶け込んでいくみたいな、そのナチュラル感もあるんだけども。そこにかっこよさがめちゃくちゃある」と評しつつ、実は参加ミュージシャンも豪華であり、その点も「高い評価をするべき」と主張。「とにかくサウンドがかっこいい、歌詞もいい。みんなの歌声が好き。そういうシンプルな理由が多いです」と、SMAPの魅力を存分に語ったのだった。
この日の放送にリスナーからは、「本当にSMAP兄さんを尊敬してるのが伝わってくる」「剛さんならではの分析でSMAPのよさを語ってくれてうれしい。ほかのグループについても聞きたいなあ」「自分もクリエイターだからこそ、SMAPの魅力がわかるのかも。参加ミュージシャンにまで言及するのはさすが!」といった声が上がり、剛の愛のある語りに感心していたようだ。