デビッド・ベッカム、スパイス・ガールズ「Wannabe」を照れながら口ずさむ! 妻ヴィクトリアとの「おしどり夫婦」ぶりに称賛の嵐
2013年にプロサッカー選手を引退した後もスマートな体形を保ち、今なお絶大なる人気を誇るデビッド・ベッカム。そのせいもあってか、03年に1億6,000万ドル(約170億円)で生涯契約を結んだスポーツブランド「アディダス」をはじめ、現在も多くの企業から広告モデル/イメージキャラクターに起用されている。これらの契約や現役時代の収入、不動産売買により資産を増やしており、女性グループ「スパイス・ガールズ」のメンバーで、現在はファッションデザイナー兼ブランドオーナーとして名高い妻のヴィクトリア・ベッカムとの夫婦総資産は、9億ドル(約960億円)にも及ぶといわれている。
そんなデビッドが、出演した深夜トーク番組の企画で流れたスパイス・ガールズの歌をうれしそうに口ずさんだことが、ネット上で大きな話題になっている。
デビッドが出演したのは、ジェームズ・コーデン司会の『レイト×2ショー』。コロナ問題の発生以来、ジェームズの自宅で撮影を行ってきた同番組だが、現地時間8月10日にスタジオ収録を再開。その記念すべき“スタジオ収録再開1回目”の13日放送分にデビッドは出演した。
デビッドとジェームズは、過去にもブリーフ一丁で、デビッドがモデルを務めた下着ブランドのパロディ映像を制作したほどの仲良し。今回も1980年代の大ヒットドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』のパロディを披露していた。
その後に放送されたのは、「予定変更によって、2時間のフリータイムを持ったジェームズに付き合う」というコーナー『2 Hours Off w/David Beckham-Spin&Boxing』。2人でピクニックしようと考えていたジェームズは、デビッドに「スピンクラスに行くんだよ!」と言われ、ブーたれまくり。スピンクラスとは、エアロバイクを使ったグループエクササイズのことで、ノリの良い音楽を大音量で流して運動する「ソウルサイクル」で一気にブームとなった。
「本当、きみって(電話すると)いつもスピンクラスに向かうところか、帰るところだよね。もう(選手じゃなくて)サッカーチームのオーナーなんだから、エクササイズなんてやらなくてもいいじゃん。太っても大丈夫じゃん!」と文句を言われたデビッドは、「でも、見た目よくありたいからさ」と説明。でっぷりとしたおなかのジェームズは、「いやいや、でも君は太っていても見た目がいいから。世界最強のアンチエイジングは、毎年3kgずつ体重を増やすことなんだぜ」「オレを見てみろよ。42歳なのに26歳にしか見えないだろ」とドヤ顔で持論を展開。
デビッドはジェームズを説得しなら、エアロバイクがずらりと並んだトレーニングルームに入り、アッシャーの曲「Yeah!」に合わせてウォームアップを行う。
その後、クラス指導を引き継いだジェームズは、スパイス・ガールズの大ヒット曲「Wannabe」を流す。デビッドは気まずそうに顔をかくが、最初のサビの終わりの「zigazig ah」を笑顔で口ずさんでいた。そしてむちゃくちゃな指示を出すジェームズに「やめろよ!」と叫びながらも、「If you wanna be my lover」と口ずさみ、終始ご機嫌にスピンクラスを楽しんでいた。
放送を見ていたヴィクトリアはこのシーンがとても気に入ったようで、自身のインスタグラムに投稿。「『レイト×2ショー』に出演するデビッド・ベッカムを見るのが大好き! 彼ったら、ずっとバンドに入りたがっていてね」と、“涙を流して大爆笑する絵文字”を3つ付けながら説明していた。
ネット上では、「いいね!」「うまいじゃん。(音痴と言われた)ヴィクトリアの代わりに入っちゃえば?」「スパイス・ガールズの株も上がるな!」とちゃかす声のほか、ヴィクトリアのリアクションを「素敵」だと捉える人が多く、「結婚21周年を迎えたおしどり夫婦は、やっぱり違う」とうらやむ声も上がった。
朴訥なサッカー少年だったデビッドがスター選手を超えた“ブランド”になったのは、ビジネスセンスに長けたヴィクトリアの手腕によるところ。何度も離婚危機を報じられながら子どもを4人ももうけ、インスタグラムには互いに愛する言葉を投稿するなど、ラブラブな様子を隠さない2人は、まさに地に足の着いたカップルなのだろう。
長男ブルックリンは7月、億万長者の令嬢でモデルのニコラ・ペルツと婚約したばかり。彼らに子どもが生まれたら、「世界で一番かっこいいおじいちゃん、おばあちゃんになる!」と注目されているデビッドとヴィクトリア。まだまだセレブ界きってのパワーカップルとして話題を振りまきそうだ。