杏、TKO・木下隆行、Matt……“金銭トラブル”が発覚し話題を集めた芸能人
8月1日、女優の杏と俳優の東出昌大が連名で離婚を発表。今年1月に女優・唐田えりかと東出の不倫が発覚し、世間を騒がせていたが、夫婦が別々になることで区切りをつけた形だ。一方で、この離婚劇の裏側では、杏と実母が“骨肉裁判”を繰り広げていたとの報道もあった。
「4月16日発売の『週刊新潮』(新潮社)にて、実母が杏に12億円を請求する裁判を起こしていると報じられました。記事によると、杏は2008年に実母のツテで当時所属していたモデルの芸能事務所からトップコートに移籍。09年に実母が個人事務所を作り、トップコートからのギャラは、この事務所を通して杏に支払われていたそうです。しかし14年、杏が弁護士を立てて個人事務所から独立し、トップコートと直に契約を交わしたものの、母親がこれを無効として裁判を起こし、杏に12億円を請求していると伝えられました」(芸能ライター)
ネット上では、「夫の不倫だけでもしんどいのに、母親が裁判起こすなんて地獄」「杏ちゃん本人がどんなに頑張っても、周りが常に足を引っ張ってる状況つらすぎる……」「家族に迷惑かけられっぱなしで杏ちゃんがかわいそう」といった同情の声が多数寄せられていた。
昨年秋、後輩芸人へのパワハラが問題視されたTKO・木下隆行は、“金銭トラブル”を起こしていたとのウワサもある。
「19年9月、『週刊大衆』(双葉社)などの報道によって後輩芸人へのパワハラが発覚した木下。そもそもの発端は、よゐこ・濱口優とタレント・南明奈の結婚パーティーだったといいます。この会を仕切った木下は、参加する芸人たちから会費を徴収したそうですが、結局は濱口が全額負担。ところが、集めた会費は返されることなく木下の懐に入ったとか。その後、後輩芸人がこの一件をライブでネタにしたところ、木下が逆上。ケガを負わせたことで、パワハラが明るみになったんです」(同)
また、今年3月発売の「週刊女性」(主婦と友社)は、木下がSNSのアイコンにクリエイター・Aさんのイラストを無断使用したことで、別の金銭トラブルが勃発したと報じている。
「Aさんは3カ月以上、木下に無断でイラストを使われていたそうで、『使用をやめてほしい』というDMを送ったのだとか。しかし木下から音沙汰はなく、挙句の果てにSNSをブロックされてしまったそうです。Aさん側は、当時木下が所属していた松竹芸能に連絡し、謝罪と『慰謝料を請求してください』という返答をもらったそうですが、その後再び不通に。結局、イラストの使用料や慰謝料についてうやむやになったままのようです」(同)
ネット上では、「お金にも汚くて、そのうえパワハラって本当に最低」「これじゃ後輩に信頼されなくて当然だわ……」「謝れば済むようなことなのに、それができずにトラブルが起きてる。大人としてマズいと思う」といった冷ややかな反応が寄せられた。
「元プロ野球選手・桑田真澄の息子でタレントのMattは、3月1日に更新したブログにて、自身の身に降りかかった金銭トラブルを明かしています。なんでも、高校卒業後に通っていた音楽学校でお世話になっていた講師の女性から、Mattがメディア出演をするようになった頃に突然『衣装代』や『ボイスレッスン代』など、合計数百万円の請求書が届いたそう。Mattは『請求されたものは全然払えます』としつつ、『意味のわからない内容で請求されても困る』『夢を追いかけてた10代の頃の僕に対して今さら請求。そんな思いで大人達は僕に優しく接していたのかと思うととても恐ろしいです』と心境を吐露。弁護士を立てて対応にあたっていることを報告し、最後に『どうかこんな汚い心を持った大人達が減りますように』と訴えていました」(同)
ブログを読んだネットユーザーからは、「有名になると本当に大変ですね。でも、理不尽なことに負けないでください!」「今の活躍を見て、黒い気持ちで近寄って来ただろう彼女の行動は怖すぎる。これからも気をつけてほしい」「自分も同じような経験があります。なんとか無事に解決することを願っています」といった応援の声も寄せられていた。
金銭トラブルは単純に“お金”の問題だけでなく、人の“信用”にも関わるもの。イメージを何よりも大切にしたい芸能人にとって、最も避けたいトラブルかもしれない。