BTSファン「舐めてる」と激怒、錦戸亮「エッセイ出しません」宣言! 手越祐也、“暴露本”の波紋広がる
8月5日、自身初のフォトエッセイ『AVALANCHE ~雪崩~』(双葉社)を上梓した元NEWS・手越祐也。世間では“暴露本”として注目を集めたが、その内容はジャニーズファンだけでなく、K-POPファンからも否定的な反応が上がるなど、波紋はいまだ広がっている。
同著は「告白フォトエッセイ」と銘打ったもので、有名人との恋愛遍歴や、さまざまなスキャンダルの舞台裏について言及した1冊。6月19日をもって脱退したNEWSにまつわるエピソードをはじめ、SMAP、嵐、SixTONESメンバーらの個人名を出しているほか、ジャニーズ事務所に対する思いも打ち明けている。出版前の時点で物議を醸しており、ジャニーズファン、女性アイドルファンといった各方面から非難の声が噴出した。
大ブーイングを受けたためか、手越は6日にインスタグラムのストーリーを更新し、「あー少し疲れたなぁ。俺も人間だった」「たまには弱音」と吐露。かねてより、自身のことは「スーパーポジティブ人間」だと表現してきた手越だが、続く投稿でも「何やっても批判してくる人はどうでもいい。でも心から命のように大切にしてたファンがいなくなるのは耐えられない」「ごめんね。もうこの先2度と弱音は吐かないから!!」と、つづったのだった。
そして、同日夜にも手越はTwitterにて「【本の反省】多少変な奴と思われるとは思ってたけど、ありのままの自分を伝えて、これからの俺を見てて欲しかったんだけど、やっちまったかぁー」と、後悔をにじませている。とはいえ、本音を隠して生きるのはつらいといい、「今回の本、誰かの弱味を暴露したとかではないから、そこは訂正させて欲しい」と訴えていた。
「おそらく、ネットでの“炎上”を把握し、さすがの手越も怖気づいてしまったのでしょう。ファンからは『手越くんは悪くないよ!』『素直に反省できる手越くんが大好き。これからも応援するね!』と擁護の声も出ていますが、『言い訳するのはダサい』『手越が本音で話すことによって傷つく人もいる。自己中すぎ』『ファンをやめようとは思わないけど、今回の本は納得いかないから、ファンクラブ入会は見送る』などと、怒りや戸惑いを露わにする人も少なくありません」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、Twitterのフォロワー数の変化も話題に。手越のアカウントは、発売前日の4日午後6時台で138万人を超えていたというが、7日午後7時時点のフォロワー数を確認すると、約2万人減って136万台となっている。『AVALANCHE』出版をきっかけにフォロワーが続々と離れたようで、彼を支持する人々の減少ぶりが、数字としても現れている形だ。
一方、発売当初はジャニーズファン界隈からのクレームが目立っていたものの、ここへ来て韓国の男性グループ・BTS(防弾少年団)のファンや、K-POPファンの間でも波紋を呼ぶことに。手越は同書で、世界的な人気を誇るBTSと、韓国・日本・台湾出身のメンバーで構成された女性グループ・TWICEの活躍に触れつつ、J-POPは「グローバル市場で置いてけぼりにされていきました」と分析。その上で、「もし僕たちがBTSメンバーのように英語など他言語をしっかり勉強し、ハイブリッドな多国籍軍として世界進出を仕掛けていれば、今頃はNEWSやジャニーズ事務所がアジアでナンバーワンだったはずです。アメリカでビルボードのチャートに入るところまでいっていたと思います」などと、主張しているのだが……。
「この記述がネット上に広まると、『手越くん、BTSは努力と実力でトップに立った人たちです。英語ができるから売れたんじゃありません』『スキャンダルばっかり起こしてる人がアジアでナンバーワンになれるわけがない。BTSについて簡単に語らないで』『BTSが売れたのは、他言語のおかげじゃなくて音楽性が世界に認められたからですよ。ジャニーズでも一番になれなかった人が何を言ってるの?』『K-POPを舐めすぎ! ジャニーズと比べるな!』と、K-POPファンから袋叩きにされていました」(同)
こうした騒ぎは、かつて同じNEWSで活動した元ジャニーズ・錦戸亮の耳にも入ったようだ。ファンの書き込みによると、5日に大阪城ホールで行われた『RYO NISHIKIDO FAN MEETING 2020』で、錦戸は「もしかしたら僕もエッセイを出すかも……」と冗談交じりにトークしたとか。「あいつがよぎる!」と暗に手越をネタにする発言もあったようで、場内にはクスクスと笑いが起こったほか、最終的に「俺はエッセイは出しません!」と、宣言したそうだ。同著では錦戸について述べている箇所もあり、本人が目を通したかどうかは定かではないが、ついついファンの前で語りたくなるほどの衝撃だったのだろう。
今回の『AVALANCHE』を機に、広範囲にわたって敵を作ってしまった手越。これからも“自分中心”のポジティブなキャラクターで突き進んでいくべきかどうか、一度立ち止まって考えるべきなのかもしれない。